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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
このエピソードは、圧倒的存在感の「彼女」のせいで、完全にドラマを乗っ取られてしまった感じ。
メンバーの恋愛事情でぐちゃぐちゃ言っているのは、いつものHOUSEですが、緩くて散漫な感じに見えてしまいます。 35歳のヘンリーが遊園地でデート中に血の涙を流して、診断を受けることになった。 一緒に遊んでいたモリーはヘンリーの隣人だが、ヘンリーにはエイミーというガールフレンドがいて、モリーにはあまり乗り気ではないようだ。 外傷や結膜下出血はなく、リンパ球増加症と海面静脈洞血栓症を疑い血液検査と頭部造影CT検査をオーダーする。 ハウスはお気に入りの娼婦エミリーが商売から足を洗うというので、オフィスに次のお相手を選ぶために娼婦たちを集めて面接を始める。 パクはギターを売買するきっかけで、マイカという青年に気に入られ、セッションに来ないかと誘われる。 CT検査で異常は見つからず、リンパ球増加症も糖尿病も確認できなかった。 モリーはエイミーに知らせたいが連絡が付かないという。 実は恋人というのはドラッグの隠語で、患者は依存症ではないかと考え、チェイスとアダムスが自宅を調べる事になった。 アダムスは最近はデートをせずに、ボランティア活動に忙しいという。 エイミーは人間ではなく、ラブドールだった! 患者は、エイミーが単なる人形でもセックスの相手でもなく、人間との恋愛に満たされない自分を癒してくれる特別の存在だという。 患者に熱が出てきた。アダムスは精神症状を疑う。 ハウスは架空の存在を愛している患者に理解を示し、チームもそれぞれラブドールを持っているじゃないかと言う。 つまり、彼らは何らかの理由を付けて恋愛できない言い訳にしている。 ハウスは、チェイスが女性と決まった関係を持たずに誰とでもデートするが、なぜアダムスとは寝ないのかと問う。 しかしハウスこそ、お気に入りのエミリーが手放せなくて後釜捜しに時間をかけすぎていると指摘される。 仕事を辞める理由を尋ねると、エミリーは結婚するという。相手は娼婦の仕事も理解して自分を受け入れてくれるというのでハウスは相手を疑う。 チームはラブドールから何か採取できるのではないかと考えるが、残念ながら、ラブドールは清潔だった。 しかし、アダムスが「触診」すると、皮膚の下に腫瘍のようなしこりが見つかる。 CT検査すると、体内に空洞があるようだ。 詳しく調べるためには、エイミーにメスを入れる事になるが、もし患者がそれを拒めば精神症状だと思われる。 ヘンリーは「手術」に同意するが、目の前でメスを入れることは辛そうだった。 ウィルソンはハウスがエミリーの結婚を壊すつもりだと聞いて、なぜ娼婦に固執するのか、結婚している身でと指摘する。 エイミーの空洞には特に何も見つからなかった。 アダムスは人形を人間として丁重に扱う。ヘンリーは胸が苦しいと言い、低酸素状態になった。胸の音に雑音が混ざっている。 エイミーのシリコンが劣化して沈着したかも知れないので、ハウスは血漿交換を命じる。 見舞いに来たモリーは、エイミーが人形だと知って、急にヘンリーに関心を失い帰って行く。 タウブは赤ん坊と買い物中に出会ったウェンディと意気投合し、デートをする。彼女の気を惹くために、妻は死んだと嘘を言う。 しかし、二度目のデートで死んだのではなくて別れたと告白すると、ウェンディは赤ん坊もこの前とは別人ではないのかと言い、交際は消滅する。 パクは結局セッションせず、祖母を病院に連れて行ったという。 ハウスとドミニカはエミリーの婚約者という会計士を見張り、何か欠点はないかと探す。 見つからなければドミニカが誘惑する作戦だ。 患者はエイミーが生きて動き出した幻覚を見て暴れ始める。 肝不全による精神症状で、いずれ移植が必要となるだろう。シリコンの影響ではないという。 ハウスは肝線維症を疑い、ステロイドの投与を命じる。 タウブはエイミーが7000ドルしたと聞いて、「特注品」ではないかという。 実はエイミーにはモデルがいた。 ヘンリーが昨年出会ったヨガ講師がそれまでの人生を変えてくれたという。 しかし、結局片思いに終わり、彼女にそっくりの人形を手に入れることにした。 アダムスは自分は夫に浮気をされて別れたと話し、簡単には立ち直れなかったという。 人形と一緒だと楽だろうが、人形は人生を変えてくれることはないという。 患者が光がまぶしく、首が痛いというので、アダムスは髄膜炎を疑う。 ハウスとドミニカの「潜入捜査」で、エミリーの婚約者は実の兄と判る。 エミリーは仕事を辞めるのではなく、ハウスと別れたのだという。 なぜなら、ハウスは既婚者で奥さんのいる家に入るのも嫌だし、グリーンカードを取得するために偽装結婚しているとはいえ、ドミニカはハウスの事を好きで、ハウスもまた彼女を好きなのが判るからだという。 患者の高熱が続き、薬が効かない。チームはアメーバの感染を疑う。 チェイスは家宅捜索したときに、小型のティーポットのようなものがあったことを思い出す。 ハウスは患者がヨガ講師の影響で、花粉の時期に塩を入れた水道水で鼻を洗っていたのではないかという。 その水道水からアメーバが脳の髄液に入り込んだと思われる。早速、抗原虫剤を投与する。 患者が回復に向かい、アダムスにメルアドを教えて欲しいと言うまでになった。 アダムスは患者と交際はできないと言い、モリーを誘ってあげて欲しいという。 タウブは今手の中にある子供たちを大切にすることにしたと言い、パクに彼氏を誘ってやれという。 アダムスはチェイスと飲みに誘うが、チェイスはそれではハウスの思うつぼなので、今は辞めておこうと答える。 ドミニカ宛てに移民局から永住権を与えるという手紙が届く。 しかし、ハウスはその知らせを黙って処分してしまう。 ハウスはドミニカに永住権が取れたと言わずに、ずっと黙っていくつもりでしょうね。 もし伝えれば、ドミニカと同居する理由がなくなってしまう。彼女に去って欲しくない。 この流れでいくと、ハウスはドミニクと晴れて夫婦となってしまうのでしょうか。 過去7年間にカディと命懸けの切ない恋をしてきたのに、最後はボランティアで結婚した相手と実は予想もしなかったけれど、とても相性が良かったみたい、という事になるのは「青い鳥」みたいで、ちょっと物足りないです。(苦笑) まあ、ハウスが幸せになるということなら仕方ないかな。 アダムスもチェイスのお相手になりそうだし、パクには彼氏が、タウブには子供が、と穏やかに終わりそうですね。 患者の人形に恋をするというのは判らなくはないけれど、実在の人間をモデルにしているというのは相手の人にとっては自分の知らないところで気味が悪いですよね。 現実の人間関係よりもファンタジーの世界に浸るのは自由ですが、癒されたいのならペットでも良いのじゃないの?と思ってしまいました。 人形は答えないし。 いや、そのうち、ロボットが進歩して人間よりもずっと良い関係が築けるようになるのかも知れないですね。 ロボットは病気にならないですからね。(笑) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2013 11:18:15 PM
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