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なんか、変なエピソード。
女の人ばかり、それもアジア系のゲストが多かったと思いながらも、LAチームと縁遠い印象のアートを取り上げると、こうなるのかなというのが感想です。 ゲストのムーン・ブラッドグッドさんは「フォーリングスカイズ」に出ていましたね。 とても魅力的な女優さんですね。 ビバリーヒルズの高級住宅で、2年前に盗まれた「Cube」という絵画がそこにあったという事が判明した。 この絵は作者は不明だが、4000万ドルの価値があると言われ、かつてサダム・フセインが所有していたという。 ヘティはこの絵が闇取引に使われて、テロリストの資源になることを恐れ、NCISに調査を命じる。 絵のかつての所有者ジーン・チュウの情報を得て、ボートハウスに呼び話を聞こうとするが、ジーンは全く協力する様子はない。 夫婦喧嘩騒ぎで最初に関わったLAPDが捜査権を主張し、サムとカレンは門前払いされそうになるが、そこに絵画の保険会社の営業担当だというキャサリンという女性が現れ一緒に家の中に入る。 「Cube」が見つかった家のガルシア夫妻はなぜか「Cube」について、あまり話そうとしない。 キャサリンは夫妻からは情報が得られないので、オークションハウス「ブーシェ」の担当クリスティーナ・インと話すべきだという。 キャサリンをボートハウスに連れていくと、ジーンの態度がまるで変わり、「Cube」の裏話を明かす。 この絵はオークションハウスで落札者の名前を伏せて売却され、極秘扱いでNYに届けられ、その後厳重な警備でLAに移送された。 しかし、到着して2週間後には盗まれたという。 キャサリンは4000万ドルの保険金を払いたくないので、LAPDには秘密だという。 サムとカレンがアドバイス通り、ブーシェのクリスティーナと会う。 ガルシア夫妻については特に情報はなかったが、クリスティーナはあの絵がもし見つかってジーンが売る気があるのなら、自分が扱いたいという。 ネルの調査で、ガルシア夫妻は輸出入のビジネスを営んでおり、その影で闇マーケットに偽の処方薬を売りさばいていたことがわかる。 夫妻もボートハウスに呼び、絵の梱包材の中にドラッグを入れて密輸していたのではないかと追及すると、夫妻はあいまいな答えを繰り返し、仲買人の存在をほのめかす。 キャサリンにその仲買人に接触するよう依頼すると、ケンジーを潜入させてほしいという。 キャサリンの指示に従って独特のファッションで身を包んだケンジーが、キムという女のギャラリーを訪ねると、キムは気取った様子で白紙のキャンバスの前でアートについて語るが、まるで要領を得ない。 珍しいものが欲しいと言うと、キムはしばらく待つように答える。 「Cube」がハリウッドにあるという噂を掴んだカレンとディークスがその家に向かうと、何者かが中にいたようだが逃げ出し、家の中は空だった。 キムはケンジーにここに連絡をしろと、電話番号を渡すが、キャサリンはそれはクリスティーナの番号だという。 ということは、クリスティーナが「Cube」を持っているのではないか。 先程、カレンとディークスが調べた家にクリスティーナがいたことが確認された。 クリスティーナの行き先を追跡すると、最初に会った公園に向かったことがわかる。 NCISが急行すると、クリスティーナは2人の男と面会中でナイフで脅されていた。 すぐさま男たちを逮捕するが、クリスティーナは「Cube」が消えたという。 次の買い手に中国の不動産王オリヴァー・ヤンが決まったのだが、ハリウッドの家から「Cube」が消えたことがわかり、怒ったヤンの護衛がクリスティーナを脅した。 「Cube」の前の持ち主はサウジアラビアのアジャム家で、彼らは爆薬の資金にするため絵を売った。 NCISはハリウッドのホテルを訪れているアジャム家の関係者を追い、絵の取引現場に出くわす。 アジャム家は「Cube」を使ってコロンビア人から爆薬を買おうとしていたのだった。 一同は逮捕され、「Cube」はジーンの手に戻った。 キャサリンは保険会社の社長で、自ら得を取り戻したかったのだという。 アートといえば、やはりNYですよね。 分かる人には分かるという上から目線で、白紙のキャンバスを並べて、これは何々の絵です、と言われても、それを有難がる人はLAには少ないだろうなあ、などと思います。(個人的見解ですが) でも、ケンジーの昔のパリコレみたいなファッションは面白かったですね。 普段はコットンのシャツにジーンズというケンジーが、メイクも含めて別人になる、それだけで見る価値がありました。(笑) ところで、ジーン役のミキ・イシカワさんのメイクを見て、いかにもアジア的だなあと思います。 BONESに聖子ちゃんが出た時も、こういうメイクでした。 なぜ、あなたのような若い人がこういう高額の絵画を買えるの?ということには、答えがなかったですね。 単に実家が裕福だとか? キム役の人は、性別を超えたノンバイナリー、Xジェンダーという人らしく、アートを語るには象徴的だったのかも知れません。 クリスティーナが顧客に売った絵を盗み返し、別の顧客に売ろうとしたというのは分かるけれど、盗んだのは元の持ち主アジャム家の仕業ということでしょうか。 中国の不動産王からは爆薬を手に入れられなかった? 子供でも描けそうな絵というのは、大人には描けませんよね。 いくらでも金を積んでその絵がほしいというのであれば、その絵に価値があるのかも知れない。 「Blacklist」のレッドならあれこれうんちくを語るかも知れませんが、特に心動かされることがないLAのチームは素敵だなと思いました。 キャサリンはどうも、この先も出演がありそうです。 まさかサムのお相手とか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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