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カテゴリ:FBI:特別捜査班
新シーズンプレミア。
といっても、本国から2年遅れの視聴なので、さすがに「そこでマスクする?」という気持ちになってしまいました。 そういう面では現実をドラマに取り入れることは必ずしもプラスになるとは限らないですね。 でも「ニューアムステルダム」の場合は医療ドラマなので、当時の医療関係者がどれほど大変で献身的に事態に向き合ったのかということが伝わってくるので、時期がずれても感情移入できるのですけどね。 現金なものですね。 産休明け、否、潜入捜査からマギーが戻り、新人が加わって体制を整えての新シーズンとなりました。 極端にリベラルな評論や思想を発信する、エクトメディア社の社屋の前で、覆面をした2人組による銃乱射があり、記者4人が射殺される。 この会社では日常的に脅しを受けているという。 クリステンの後任として、ティファニー・ウォラス特別捜査官が赴任し、スコラの相棒となった。 ベルは潜入捜査で16人を逮捕する成果を上げ、職場に戻ってくる。 事件の目撃者を探している中、現場近くにいた黒人にウォラスが食い込み、青いセダンに乗っていたという情報をつかむ。 ジダンに情報提供者のゼインから連絡があり、乱射事件の犯人を乗せた運転手の情報があるという。 「ビッグ・マイク」という運転手は盗難車の運転手を引き受けたが、まさか乱射事件に加担するとは思わなかった。 犯人の名前がタイラーとエディということまではわかっており、ジダンはゼインにDCでの仕事を紹介するつもりだ話す。 しかし現場近くで目撃された青い盗難車の映像を探すと、何と運転手はゼイン本人だったことがわかる。 ジダンはゼインが乱射に関わったとは信じられないが、FBIはゼインの身柄を確保するよう命じる。 ベルとジダンがゼインの自宅を訪れると、ゼインは今回の事件の現場や犯人らしい人物などの写真を集めており、監視していたように見られる。 あるいはゼインが事件に直接関わったという疑いも否定できない。 ゼインのもたらした情報と写真から、実行犯はタイラー・ハドックとエディ・ホワイトと判明し、いずれも白人至上主義者の団体「自由の闘士」のメンバーとわかる。 FBIは団体の本拠地をガザ入れし、逃亡しようとした男を逮捕する。 男はコナー・ラングといい、組織のメンバーだったが、乱射事件とは無関係だという。 ラングはゼインについて、有色人種などへのヘイト発言をしていたと証言する。 ジダンは信頼していたゼインの行動だとは信じられないが、ベルは監視するつもりで接した組織の思想にゼインが染まっていったのではないかという。 それでもゼインを信じるというジダンに、ベルは捜査から外れるべきと言う。 コナーによると、組織は次の行動を起こす計画があり、FBIはゼインの身柄確保に急ぐ。 ジダンはゼインの父親と接触し、行方がわからなくなっているゼインと連絡を取る。 ゼインは犯人に近づくために、自ら運転手役を買って出たが、まさか乱射事件を引き起こすとはおもわなかったと弁明する。 ジダンの説得でゼインと会う約束をするが、ゼインはFBIの姿を見て逃げ出し、追い詰められ人質を取って立てこもってしまう。 交渉人は潜入捜査でベルと一緒だったネスター・ヴェリッツで、ネスターは人質救出のために強硬手段を取ることをいとわない。 ジダンは次のテロの情報を得るためだと、ゼインを殺さないよう訴え、直接話をする機会を得る。 ウィリアムという男が関わっているということがわかったため、自宅の家宅捜索を行うと、自家製のパイプ爆弾が見つかった。 ウィリアム・エリスという男の行方を追う一方、ジダンはゼインに人質の開放を呼びかけ続ける。 エリスの狙いがわからないが、FBIはエリスの自宅を捜索し、パイプ爆弾を作っていた証拠を得る。 エリスはすでに爆弾を持って出かけたと見られ、車の行き先からワシントンハイツ近くで行方を探す。 スコラとウォラスが駐車中のエリスの車を見つけ、付近を捜索すると歩いているエリスを発見する。 ウォラスが止まれという命令するも無視して建物に入ろうとしたため発砲し制圧する。 エリスは手製の爆弾を所持しており、新たな犯行は阻止された。 ゼインの立てこもり現場では、もはやゼインを生かしておく理由もなくなったとして、ヴェリッツは人質救出を優先して狙撃の命令を下そうとしていた。 ジダンはヴェリッツに自分が直接ゼインと話をして投降させると訴え、たてこもっている店に入る。 ゼインは興奮しており、国外に逃亡させろなど要求していたが、ジダンが本当にDCで仕事を紹介しようとしていた事を理解し、銃を下ろす。 危険を顧みないジダンの働きで人質は無事開放され、事件は解決した。 ジダンはヴェリッツに口添えしてくれたベルに礼を言う。 ベルはこれから勲章を授与される式典に出席するところだが、浮かない顔をしている。 潜入捜査中に親しくなったターゲットの妻を捜査官を守るために射殺したのだった。 クリステンは本人の希望でダラスに転属したようですが、中の人の意向とは違うでしょうね。 新たなスコラのパートナーは至って元気で、クリステンとは対称的なタイプですね。 NYPDではセクハラをしてきた上司を殴って辞職してきた。 スコラの上から目線に対して、ステファニーはわが道を行く姿勢を見せ、なかなか良いと思いました。 ホワイトカラー課から異動してきたのですね。 スコラが年寄りみたいな嫌なタイプの捜査官役を引き受けることになり、ますます売りというか、魅力がないキャラになるような気がします。(笑) これは想像ですが、復帰したとはいえミッシー・ペリグリムはまだ子育てへの配慮が必要で、出番を減らしているのではないか。 そのためにも、足で稼ぐ仕事は当分はステファニーにお任せということなのかのも知れませんね。 今からもう、ステファニー推しになりそう。 さて、復帰したベルとネスター・ヴェリッツとは、潜入捜査中に何かがあったような雰囲気ですね。 となると、そのストーリーも展開するのかな。 今回事件は目新しい事がなくてOAがいいヤツなのばかりが残りました。 ゼインも白人至上主義者を逮捕するために協力しているのに、無謀な人質事件を引き起こしてしまい、唐突な印象です。 相棒だからマギーがOAを信じて肩を持つのは当然で、ネスターのことでOAとのパートナーシップに多少動きがあるかも知れないですが、やはり一本筋が通ったOAが主役だなと思ってしまう。 新シーズンが始まったばかりですが、今のところ個人的にはこのシリーズには興味を失いつつあるところで、そうならないためにもぜひ盛り上げてもらいたいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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