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カテゴリ:Law&Order:組織犯罪特捜班
今週は「許されざる者」か、と思いましたが、あちらは「Unforgiven」なのですね。
「まだ許されていない」という意味になりますが、こちらは「許すことができない」「許しがたい」という感じになるので、何か違うのかなと思ったり、別に深い意味はないのかと思ったり。 それとは関係なく、サクサクと話が進んで面白い。 ステイプラーがフルートラと一緒にいる時に、何もかが覗き見していた。 身柄を取り押さえると若い男性で、エディの息子だという。 ステイプラーは男を追い払う。 知事選の候補者テディ・ガルシアがテレビの会見で、コスタの人身売買について警察が発表してない事実をしゃべった。 ガルシアの周辺に警察の情報を流すスパイがいるのか。 ステイプラーはエディの息子と名乗るルイス・チナスキーについて特捜班に報告する。 ジェットの調査でも漏れていたらしく、6才で里子に出されたルイスは母親がエディ・ワーグナーと交際していたようだった。 特捜班はジョン・コスタの起訴にむけて、エドムンド・ロスの取り調べを続ける。 しかしコスタの報復を恐れて口を閉ざす。 アルビのボクシングジムに追い払ったはずのルイスが現れ、名乗った上で仕事がほしいという。 アルビの手前、ステイプラーは仕方なくルイスの前でクズな父親を演じることにする。 ベルは捜査の妨害となるようなガルシアに言動を注意し、コスタの名を出したことは身の危険があると忠告する。 一方、コスタはフルートラが言い出した身内のスパイについて、見せしめにするため部下の舌を切り取って、組織の引き締めをはかる。 さらに、テレビで自分の名前をさらしたガルシアについて、血の報復を行うと言い、ステイプラーには警察に密告しているスパイを探し出して、自分の身の潔白を示せという。 フルートラは占いをするレジーの母親にステイプラーについて質問する。 警察に密告したのは女性たちかも知れない。 レジーの母親は手入れのあったパーティで、ステイプラーがフルートラ以外に女性を逃したという。 ガルシアに暗殺指令が出たことを知り、ベルはガルシアに警備をつけると告げるが、ガルシアは選挙に影響すると言って断る。 暗殺の命令はレジーに下った。 ステイプラーは一人前に見られたいと焦るレジーに取り入り、手伝ってやると申し出る。 レジーのことは組織として使い捨てと考えているのだろう。 特捜班はすぐにガルシアの身柄を確保し、家族の安全を確認するよう動くが、ガルシアの妻と連絡がすぐに取れなかった。 レジーはステイプラーの合図を待って宅配業者を装い自宅付近を周回していたが、薬でハイになっており、ステイプラーの呼びかけにも自制できなくなっていた。 特捜班もステイプラーもガルシアの自宅に向かうが、運悪くガルシアの妻が宅配業者が来たと思いドアを開けてしまう。 レジーは出会い頭に妻を撃ち、呆然としながら身を隠す。 ガルシアは妻を殺された悲劇の夫をマスコミに見せる。 コスタは今度こそガルシアを仕留めると言い、アルビがその役を申し出る。 コスタはアルビに刑務所にいるエドムンド・ロスの口をふさげと命じる。 バーで酒をあおるレジーは特捜班に逮捕される。 ルイスはステイプラーにつきまとうが、実の父親ではないと見抜いていた。 ルイスは「あんたのような男になりたい」という。 ガルシアの眼の前でステイプラーがウロウロしたら、それこそスパイだとばれてしまうし、今回は警察車両を運転して目撃者がいる現場に姿を見せたらやばいでしょう。 誰かスマホで撮影してなかったのか。 また、フルートラが信じるのは仕方ないとして、レジーの母親の占いってどれだけ信頼されているの、などなど、いろいろツッコミどころはありますが、でも楽しいです。 ただ、フルートラが語った悲惨な過去について、実は彼女も犯罪組織の被害者だったとか、娼婦じゃないという言葉が印象に残りました。 アルバニア出身の人が聞いたらどう思うかわかりませんが、貧しいがゆえに親が娘を売って犯罪を家業とする、これもまたアメリカ社会の一面なのでしょうね。 アルビがたまたま女に手を出さなかったということで、この夫婦の絆が強いというのも皮肉でもあり、真実でもあり。 ところで突然現れたエディの息子、どこでどうやって情報を得たのかわかりませんが、ステイプラーにとっては獅子身中の虫となりかねず、不安材料です。 彼がコスタやアルビに「あいつはエディじゃない」といつ言うのか、ヒヤヒヤします。 ところでルイス役の人はヴァル・キルマーの実の息子のようですね。 表情一つがとても印象に残り、難しい役柄にふさわしい人だと思いました。 ベルと妻が甥っ子の件でNYPDと高額の和解金を手にしたことで、この問題は終わりなのでしょうか。 キルブライドには頭が上がらない状況、という感じでもなさそうですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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