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カテゴリ:Law&Order:組織犯罪特捜班
徹底的に警察が馬鹿にされていて、悪人天国みたいになっていますね。
その分、正義の味方のステイプラーが取り戻してくれるのだろうか。 レムンセン刑務所がハッカー攻撃を受け、房の扉の鍵が開いて受刑者たちが脱走した。 大半は身柄を確保されたが、5名は未だ行方がわかっていない。 逃亡した受刑者の中でセバスチャン・マクレーンの名前を聞いてジェットが反応する。 マクレーンはハッカー集団チェルノボグの創設者で、ハッカーとしては「コンスタンティン」と呼ばれる大物だった。 ハッキングにマクレーンが関わっている可能性も否定できず、組織犯罪対策班が捜査をすることになった。 ハッキングに至ったのは、職員が不正なリンクをクリックしてスクリプトを埋め込まれてしまったことで、そのスクリプトをジェットが調べる。 マクレーンは幼いころからコンピュータの天才で軍を名誉除隊した後、CIAのシステムアナリストをしていた。 しかし妹の学生ローンが間違った処理を受け、すでに支払ったローンがなかったものとされてしまった。 それを苦にして妹は自殺し、ローンはそのまま両親が払うことになった。 マクレーンは銀行をハッキングして妹のローンを消しただけでなく、数十人分の学生ローンも消してしまい、ハッカー界でのヒーローとなった。 マクレーンはその後CIAを辞めてロージン・ムーンとハクティビスト組織「チェルノボグ」を立ち上げ、連邦準備銀行をハッキングした時にうっかり掃除人を金庫に閉じ込めてしまって、死亡させた。 マクレーンとムーンは逮捕され、ムーンは取引に応じたが、マクレーンは30年の刑となり刑務所に入っていた。 マクレーンの房を調べたところ、カップ麺の蓋の裏にいくつもの時刻が書き込まれていた。 これはメッセージなのか、マクレーンは唯一女性看守のゴンザレスと親しかったようで、ゴンザレスはすっかりマクレーンを信じて携帯を貸したことがあると認める。 ステイプラーらがムーンの自宅を訪れ、マクレーンとの接触について尋ねる。 ムーンは自由の身となり、今は保険会社のシステムアナリストとなっており、マクレーンとはr年間連絡を取っていないという。 しかし不自然な様子を察したステイプラーらが監視していると、ムーンが高級車に乗って家を出た。 尾行すると、ムーンは車を停めて姿を見せたマクレーンに車を引き渡した。 マクレーンは顔に傷を負っており、顔認証システムでは認識できない。 自ら傷つけて検出されないようにしたのか。 マクレーンが車を急発進させたので追い詰めるが、車は無人で遠隔操作されていたことがわかる。 ムーンは昨夜マクレーンから電話があり、車と金を要求されたと認める。 断れば「コンスタンティン」の信奉者に全てを奪われてしまう。 マクレーンは死なせてしまった掃除人に罪悪感を持っており、妻に償いたいと言っていたという。 ベルは一人でスクリプトを分析するジェットに、自宅軟禁中のミントクを手伝わせるように命じる。 ミントクはコンスタンティンの名を聞いて関心を示す。 FBIから「専門家」を使えと言われたベルとステイプラーは、ウィートリーの顔をみて反発する。 取引をしてRICO法の容疑を取り下げさせたウィートリーは、すでに何件も捜査機関に協力している。 ウィートリーは全く悪びれることなく、大義のためと高い報酬のためだと言い、恨みはないという。 ステイプラーも捜査のためと割り切りウィートリーをジェットとミントクに合流させる。 ジェットとミントクはスクリプトの出どころをロシアと突き止めていたが、ウィートリーは信じない。 ステイプラーはアンジェラに会う。 元夫のウィートリーが自由の身になった以上、アンジェラに対する保護措置は認められない。 アンジェラは後遺症と戦う姿をステイプラーに見せ、ステイプラーはウィートリーに気をつけるようにいう。 ベルの地元でキルブライド議員がコミュニティ図書館を建設すると、アナウンスする。 ベルと妻も起工式に参加してキルブライド寄りの態度を見せる。 ノヴァは今や議員の側近になっている。 その夜、キルブライドは工事を請け負うウェブの部下にわざと作業を遅らせ、コスト増になるようにしろと命じる。 それによって、ウェブは更に金を要求する理由を得るのだ。 ウィートリーがスクリプトを仕込んだ人物をあぶりだす方法をジェットとミントクにアドバイスすると、PCがハッカーに乗っ取られ、50万ドルを要求される。 相手はチェルノボグで、ウィートリーは自分の暗号通貨を使って支払うという。 ウィートリーの暗号通貨ならば位置を追跡できるというので、仕方なく携帯を渡すと、支払った金を今下ろした奴がいるという。 すぐに現地に向かうと、カルロス・マルティネスという歯科医院の会計をしている男を逮捕した。 カルロスは誰だかわからない人物に刑務所をハッキングしろと命じられ、手法なども指示に従っただけだという。 黒幕はマクレーンではないと思われる。 結局はウィートリーが脱獄実行犯を逮捕したことになったが、ステイプラーは全てはウィートリーが仕組んだという。 マクレーンは刑務所の護送車の中でウィートリーに会っていた。 その時にウィートリーはマクレーンを脱獄させると約束し、それを実現したのだった。 ウィートリーとアンジェラはマクレーンをもてなし、マクレーンは匿われながら次の指示を待つ。 マクレーン役の人は見覚えがあるなと思ったら、そうそう「ゴッサム」のペンギンじゃないですか。 刑務所でボコられる演技も堂に入ったものでした。 ということは、単なる犯罪者に留まらず、キャラクターの抱える悲しみや怒りみたいなものもにじみ出てくるはずで、こちらはちょっと期待。 ウィートリーは情報提供の代わりに自由の身を手に入れ、今ではFBIに雇われるなど、やりたい放題。 結局、ウィートリーと元妻アンジェラはなんだかんだ言って、極悪の似た者同士ということかな。 アンジェラが罪を犯したとしたら、どの部分かはよくわかりませんが、ステイプラーを最初から騙すつもりだったのは確かですね。 後遺症が残ったように演じる演じるのもさすが。 ところでAXNで一挙放送された「Party of Five」を全話見たのですが、タマラ・テーラーはここでの演技を認められて、数話のゲスト出演がシーズンレギュラーになったらしく、実際知性と強い意志を持つ女性を演じてとても印象的でした。 個人的には、この役柄はBONESのDR.サローヤンやこちらのアンジェラと重なって、やはりこの人はすごいと思いました。 ちなみに「Party of Five」を見た本来の理由は若き日のベン・ブロウダーを見たかったから。 彼もこのシリーズで見出されてそれが「ファースケープ」につながるわけですが、「あの人がここに!」という楽しみの多いシリーズでした。 脱線しましたが、キャシー殺害の真犯人はまだ裁きを受けておらず、ステイプラーがどう決着をつけるのかを見せてほしいですね。 もう、落ち着きは取り戻しているようですし。 ジェットを前にして、ベルとステイプラーが親みたいな物言いをしているのが面白かった。 ミントクとの絡みももっと見せてほしいです。 キルブライドの裏の顔も露骨でした。 ベルは真相を暴くのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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