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残りの話数を考えると、きちんとまとめてくれるのかなあと不安半分、期待を込めて見ていました。
しかしこれはなかなか大変ですよね。 タイトルは「寝た子を起こすな」というイディオムからでしょうね。 今週はケンジー&ディークスがお休みです。 気密性の高い国防総省のシステムを使って、NCISに2人のアメリカ人のIDと暗号のような数字が送られてきた。 ソフトウェア会社CEOのジョン・ジェンキンスと、FBI分析官パトリック・ハーテル、そして8、11、22という3つの数字で、ジェンキンスもハーテルも今朝LAで殺されていることがわかる。 それぞれNCISの管轄外の事件ではあるが、送信された場所がトルコとシリアの国境にある機密情報隔離施設で、ヘティが最後に確認された場所であることから、カレンはこの件を捜査するべきと主張する。 キルブライドはしぶしぶ、公式捜査には干渉するなと念を押した上で捜査を認める。 ハーテルは自宅の庭で殺されており、ラウンドトゥリーの友人サマー・モアハースト特別捜査官が捜査にあたっていた。 ラウンドトゥリーとファティマが現場で情報収集に当たろうとするが、サマーはジェンキンスの件との関連性が認められないといい、捜査への参加を断る。 ジェンキンスは犬の散歩中に襲われたが、強盗による犯行にも見える。 ただ、ジェンキンスは実質ビジネスをしておらず、会社も名ばかりのもだった。 それなのに金が入ってきているということは、資金洗浄をしていたのか。 飼い犬がジェンキンスが投げ捨てた携帯の一部をくわえていたことから、残りの部分を探すことにする。 同年代のジェンキンスとハーテルに孤児だったという共通点が見つかり、ハーテルも強盗を装った殺人のように見える。 ジェンキンスは以前はNSA分析官だったというが、シャイラ・ダーの情報では、その記録がデータベースにないという。 キルブライドは資料を調べて、ハーテルの腰に痣があるのではないかと言う。 数字は日付ではなく、ドローナ計画の被験者番号8、11、22を意味する。 ジェンキンスもハーテルもカレンと同じく子供の頃に被験者として過酷な実験に関わっていた。 キルブライドはFBIとの合同捜査を認め、カレンは11番ことリア・ノヴァクにも危険が迫っているという。 カレンがリアに連絡をすると、通話中に銃撃音がありリアの消息が途切れた。 すぐさま現場に向かうが、リアは銃撃を受けており、辛うじて「14番」と答えた。 命はあるが危険な状態だ。 ドローナ計画の被験者が次々と襲われることは、カレン本人も危ないということになる。 キルブライドはまず回収したジェンキンスの携帯を分析するよう命じる。 リアは逃亡する準備をしていたようで、カレンはペンブルックが3人を襲った犯人だという。 ジェンキンスの携帯には「ドリシュタデュムナ」というメールが残っていた。 これはインドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する戦士の名前でドローナを殺した。 彼らに危険が迫っているという意味の暗号か。 ジェンキンスの携帯にはリア、ハーテル、そしてアンソニー・ベルトランという人物の番号があった。 ベルトランは歴史の教授で、元陸軍レンジャー隊員であることから、このベルトランが14番なのではないか。 カレンとサムがベルトランの自宅にむかうと、ベルトランはいきなり銃撃してきた。 カレンは自分もドローナ計画の被験者でNCIS捜査官だと名乗り、訪れた理由を話す。 ベルトランもまた「ドリシュタデュムナ」のメッセージを受け取っており、逃亡しようとしていた。 リアから仲間の2人が殺されたと連絡があったという。 リアらは、ペンブルックから受けた虐待について情報を共有し、受けた被害について法的制裁を与えようとしている、だから狙われたのだろう。 こうなったのも、1年前にカレンがリアと接触してからで、リアはカレンが嘘をついたので仲間にしなかったと、ベルトランはいう。 カレンがペンブロックに接触したため、ペンブロックは正体がバレたと恐れ、脅威を排除しようとした。 しかし、それならなぜカレンを狙わないのか。 ベルトランは活動の中でリアと親密な関係になり、リアを見舞いたいとうったえるのでカレンは病室に連れて行く。 ハーテル、ジェンキンス、リアが襲われた現場から逃走した車が特定され、ダウンタウンのビルに向かったことがわかり、サム、ファティマ、ラウンドトゥリーが向かう。 そこは倉庫のような内部に、サーバーが立てられ、基地のようになっていた。 壁にはカレンの写真と地図があり、サムがカレンに危険を知らせようとするが電波が妨害されてできない。 ファティマがサーバーにログインすると世界の紛争地域での隠密作戦の資料があった。 音声データがあり、リアとジェンキンスがお互いを番号で呼び合い、何かのミッションを実行している様子が録音されていた。 指揮は14番のベルトランで、ターゲットを攻撃している。 ということは、彼らはペンブルックの手先なのか。 そこに覆面をした男たちがサムらを銃撃し始める。 そのころカレンはベルトランの身柄を保護するため病院から移動しようとするが、ベルトランは「自分のことは心配していない」と言い、カレンはメッセージの中に「14番」がなかったことを思い出す。 リアが「14番」と言ったのは、犯人はベルトランだと言いたかったのだろう。 ベルトランはリアを殺すつもりだと認め、カレンと自分は同じ側にいるという。 ペンブルックを殺す事を望む。 ベルトランの手下が病室に現れ、カレンは鎮静剤を打たれてしまう。 サムらを銃撃したのはやはりドローナ計画の被験者だった。 カレンはベルトランと被験者たちを取り逃がしたことについて、ベルトランがペンブルックを殺してくれるのを望んでいる自分もあるという。 そうなったら自分の責任だ。 サムはその前にペンブルックとベルトラン双方を捕らえなければならないという。 しかし、あのメッセージがヘティからのものだとして、なぜ被験者が危険だとわかったのだろうか。 キルブライドは息子に会うため、空港へ向かう。 よく分からなかったのですが、リア、ジェンキンス、ハーテルはペンブルックの脅威になったから排除されたのですよね。 それを実行したのがベルトランと、同じく被験者の部下で、彼らはペンブルックの手下ということになりますが、ベルトランは被験者としてペンブルックから酷い仕打ちを受けて、ペンブルックを殺したいと思っているんですよね。 どっちなんだい、という感じ。 音声データにはリア、ジェンキンス、ベルトランがチームとして同じ作戦を実行している様子があったので、もしかすると彼らは工作員として国内外で活動していたのかもしれない。 それが洗脳が解けて、仲間割れしだしたということかな。 リアが意識を取り戻したら、詳しい情報が得られるのでしょうけど。 で、「ドリシュタデュムナ」というメッセージを送ったのはペンブルック本人? 裏切り者を殺せということか? さらに謎なのが、ヘティか誰かわからない人物が被験者の情報を送ってきたことですね。 3人が危ないとなぜわかったのか。 しかもJWICSという、セキュアなネットワークを使っているのが気になる。 一時期、カレンが子どもをスパイに養成したヘティの過去を暴こうと嗅ぎ回って、ペンブルックを突き止めたことが、ついに決着するのかと思いましたが、何だか曖昧なまま終わりそうな気がしてモヤモヤします。 サマー・モアハースト特別捜査官が再登場して、ラウンドトゥリーと微妙な関係なのがわかりました。 ファティマ、妹のジョーディンも含めて、仲良し交際をしているのは良かったと思います。 キルブライドはやっと重い腰を上げて、息子に会うわけですね。 シャイラの世話焼きなところがとても大事だと思います。 そうでなければ、またキルブライドは仕事を優先してしまいますから。 カレンの結婚式の準備に対する気持ちは、ヘティの消息ありきなのだから、進む気がしませんが、付添人はサムで決まりでしょう。 それにしてもキャスターの名前が何度上がったことか。 特別の扱いですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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