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2009年10月10日
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カテゴリ:時事

仕事で自宅を離れていたため、しばらく更新しませんでしたが、ようやく戻って参りました。

ということで、復帰第一弾エントリです。

==============================

さて、中川元大臣が亡くなりました。

政治家としての力量は全く評価できませんでしたが、何かにつけ物議を醸し、人々の印象に残る人物ではありました。

父親は自殺と後に判明しましたが、この人の場合はどうなのでしょう。
自殺ではないかもしれませんが、彼がお酒を飲み過ぎていたというのは、そしてそれがおそらくは命を縮めたというのは衆目の一致するところ。彼のような地位も名誉もある人間が、何故酒に走るなければならなかったのか。
私は、そこに彼ら「保守」と呼ばれる人のジレンマがあるのではないかと思います。

本来の保守とは、もっと別の概念だと思うのですが、最近ではそれと異なる、ネット上などでは「真正保守」と呼ばれる政治家がいます。
亡くなった中川氏の他に、平沼、安倍といった面々。

で、これらの人々は自民党の伝統的な「保守本流」路線とは一線を画すことで、「改革者」としてのイメージを手に入れて来た訳ですが、正直言って、やっていたことは昔の野党のような「何でも反対」に過ぎなかったわけです。
もともと、ウケ狙い、もしくは自分達が「毅然とした態度でいたい」「雄々しくありたい」との自分の願望をただ並べ立てているだけ、言い換えれば彼らの政治的「マチズモ」の発露であり、そんな一方的な思い入れを語ったところで、現実の世の中には「相手」というものがあるのですから、それだけで物事を動かせるものじゃない。場合によっては気に入らない相手とでも交渉してこそ、話は進められるのです。

「拉致被害者をまた北朝鮮帰国を許すなんて、いくら約束だと言ったってとんでもない、制裁だ~、圧力だ~」と騒ぎたて、そのネタ一本で首相にまで上り詰めた安倍晋三。

「東シナ海の資源を中国に盗られるなんてとんでもない、データをよこせ~」と大声を上げ、もてはやされた経産相時代の中川昭一。

ところが都合の悪いことに、彼らは野党と違って自分たちは権力を握っている側にいる。よって、あなた方が言っていることが本当に出来ているの? という評価のプレッシャーに、常に曝されることになる。

そこで、自分の「マチズモ」に忠実に、どんな批判があろうと突き進むことができればまだマシなのでしょうけど、残念ながら、彼らにはそこまでの度胸はなかった。

拉致問題を何も進められずに政権を投げ出したのが安倍晋三。
同じく、中国に完全に無視されて、「媚中派」と罵られていた二階俊博に尻拭いしてもらい、自分はすっかり頬被りした中川昭一。

安易な政治的なマチズモは、所詮は現実の世界には通用しないということが如実に表された例であったと言えましょう。

そして、安倍晋三は「お腹が痛い」と泣き、中川正一は酒に逃げた(?)。

中川という人はそれなりに頭の良い人だったのだと思います。
だから、自分の地位が上がって行けば行くほど、自分の言葉と現実の間の埋めようのないギャップに悩むことになった。私はそこに彼の酒量が増す原因があったと考えています。

そのあたり、もうちょっと鈍感なら安倍晋三くらいの「痛み」でおさまったのかもしれませんね。でも、逆に言えばそういう「鈍感」な人間はまた懲りもせずに同じことをやろうとするかも知れませんから、国民にとっては迷惑な存在なんですけど。

で、一番頭が良いのはやはり平沼赳夫かもしれませんね。
だって意図的に自民党の外に出てしまえば、そういう悩みからは解消されるんですから。その代わり、その主張は最初から実現させるつもりはなかったってことなんでしょうけど。







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最終更新日  2009年10月11日 02時55分56秒
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