クロニクル 東京五輪閉幕
1964(昭和39)年10月24日
57年前のこの日、15日間の会期を無事に終え、東京オリンピックが閉会式を迎え、無事に幕を閉じました。10日の秋晴れの開会式、その夜いきなりの重量挙げ三宅義信選手(女子重量挙げの三宅宏美選手の伯父にあたります))の優勝シーンから、毎日日本選手の活躍を、テレビにかじりついて応援していたのが、いまだについこの間のように感じられてなりません。
重量挙げという競技は、この時はじめて見たのですが、見ているだけで肩が懲りました。はじめて肩こりを経験したのが、この時です。卒業論文の執筆をそろそろ始めなければいけない時期だったのですが、五輪の誘惑には勝てず、この2週間を棒に振りました。そのツケは、12月15日の締め切りギリギリにようやく自家製の製本を終えるという、最後は72時間で、睡眠1時間という強行軍で、支払わされました。
古き良き時代でした。 コロナ禍の中で強行した先日の東京五輪、選手たちには実施してよかったのでしょうが、質素で環境にやさしい五輪という当初の触れ込みは、開催が決まった途端に放棄され、天井知らずに近い多額の税金が投入されました。政治屋さんと土建屋さんなどの懐に、どれだけ流れ込んだのでしょうね。マスコミが検証してくれると良いのですが…
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