カテゴリ:日本の政治と政治史
クロニクル マッカーサー憲法草案の起草を指示 1946(昭和21)年2月3日 76年前のこの日、連合国日本占領軍司令部(GHQ)のマッカーサー総司令官は、GHQ民生局に、日本国の憲法草案の作成を指示しました。 マッカーサーは、前年10月に矢継ぎ早に対日統治方針を発表し、その中で日本側に新憲法草案の作成を促していたのですが、日本側の作成した新憲法案(いわゆる松本私案)が、あまりに旧態依然としたものであったため、これを拒否、GHQの考える新憲法案を日本側に示す必要があると判断して、この日の指示となったのでした。 日本側でも、民間学者の私的団体「憲法研究会」の憲法草案要綱や高野岩三郎の「改正憲法私案要綱」などが発表されており、GHQ民生局は、そうした案の内容を取り入れながら、象徴天皇制、徹底した平和主義、女性の権利などで、さらに一歩踏み込んだ内容の憲法草案を、2月10日には完成し、日本側に提示しました。 この流れから見て、昭和憲法を「おしつけ憲法」とする主張が、「松本私案」を是とする明治憲法体制を古き良き時代とする人々の主張から派生していることが理解できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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押し付けられて、良かったと思っている国民も多いと思うのよ。
旧態依然としたものの考え方で作られた新憲法だったら、国民にここまで受け入れられなかったと思います。 (2022.02.04 04:26:58)
「押し付け憲法」っていう主張も、都合よく使われているのだろうなぁ~、なんて、思うのですよ~。
内容を、しっかり吟味して、まずは、全て、実現してみて欲しいと、思うのですよ~。 不都合があれば、その部分を、法的に改善処理すればいいのだと、思うのです。 改憲は、その先だと、思うのですよ、ねぇ~。 (2022.02.04 07:04:46)
おはようございます
確かに 押し付け憲法ですが 当時の日本人では 立案出来なかった のではと思います 特に天皇制では 逆に今の野党 平和憲法で 護憲 憲法が70年以上変化なし 不思議な考えですね (2022.02.04 08:21:26) |
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