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カテゴリ:open to public
2022/04/26/火曜日/蒸し暑い日
![]() 田端駅の南口で降りたのが間違い。3分で着くところを15分迷い歩く。が、開館が10時なのでほぼぴったりに着く。 南と北の高度差がかなりある。面白い土地風景。 メインは室生犀星と芥川龍之介の交友と文学について。 二人が親友だったと知りなんとも驚く。金沢で犀星記念館を訪れた時にはその関係への言及は無かったような。 お互いの子どもを気遣う手紙のやり取り、二人を比較した展示など文士に親しみの湧くような工夫が凝らされている。 木登りする龍之介!などビデオ資料も独自に編集されていて興味深い。画像を見て龍之介の自殺に関しての漠然とした捉え方が少し変わった。 その知らせに衝撃を受けた高校生だった当時の太宰治の日記や、戦後津軽にいた太宰を芥川比呂志が訪ね「新ハムレット」上演許可を求めた逸話はマンガメディアで紹介している。これも配布されている。 北区では芥川龍之介記念館が開館されるらしく、多角的に龍之介の人と作品が理解されるようになりそうでとても楽しみだ。 荒川区や北区では文化歴史資産を積極的に収集公開しようとする動きが感じられ頼もしい。午前一杯ゆっくり楽しめる。入館料は無料。 私自身は中学生の頃よく読んだ室生犀星との詩の再会再び、が印象に残る。娘の朝子さんが書かれたものなども読んでみたい。 合わせて荒川散歩も。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.27 06:34:35
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