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テーマ:葛飾北斎(21)
カテゴリ:open to public
2022/05/13/金曜日/雨まじり
お習字レッスンの後ミッドタウンのサントリー美術館へ ![]() 大英博物館所蔵の充実したコレクションが観られる。そこに至った英国人コレクターにもスポットライトを当てた試み。 通覧して感じるのは、北斎の持つ永遠の新しさということ。 ![]() 北斎の水、墨や藍の配置、グラデーションのイキイキした感じ、躍動感が見るものに流れ込んでくる。画布と画家の往復で完結していない広がりはどこから来るのか。 ![]() ↑神奈川沖浪裏と上の作品のみ撮影可能。 北斎が尾形光琳の模写もしていたという「梅樹図」 たまたま先だって、別のギャラリーで光琳の梅の絵を見たところだった↓ ![]() これはまた、何ともアクロバットな枝振りだけれど、書に通じる空間の面白さ。これに比すれば北斎やや真面目なスタディ作品だったかも。 富嶽三十六景、版画の面上下のベロ藍、確かに頻出。このシリーズやっぱりいいなぁ。他に「諸国名橋奇覧」なんぞは初めて見たかも。 精選された肉筆画、殊に「白拍子図」←北斎館所蔵 「流水に鴨図」←大英博物館所蔵 「鯉亀図」←埼玉県立歴史と民族の博物館所蔵 とても一日では回れない各地に散らばった作品をいちどきに見られる有り難さ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.18 20:07:18
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