|
テーマ:タイ(3308)
カテゴリ:旅日記
2024/01/21/日曜日/雨のち晴れ
1/2 ワットプラマハータートで菩提樹の根本に囲まれた仏頭と向かい合ったあと、もう一つの遺跡とお寺へ車で移動する。 その名の通り、菩提樹であった。 遺跡からは、あちこちに池や水辺が伺え、素晴らしい環境にアユタヤ遺跡群は散在している。 全て見ようとすると一日では済みそうにない。 実は日本人村も割愛してしまった。 この土地に日本人ツーリストが多いのは山田長政らの日本人村が17世紀初めに、このアユタヤの地に建造された歴史的背景もあるのだろうか。 ![]() 山田長政はバタビア王国に加勢してスペインを2度まで退けたという。 日本史授業でそんな一コマを聞いた記憶があるが、この史実はタイ側には何も残っていないため、授業で触れられることもなければ、タイの人は全く知らないのだった。 アユタヤには王室特級の重要なお寺がある。その名も ラーチャウォラウィハーン が寺名の最後に付き第一級の王室寺院を示すのだとか。 お寺の名称ワットニウェート タンマプラワットの後にこれが付くのでやたらと長い。 まるでイタリアの教会のような寺院が、日本で言えば明治の半ばから建てられたそうだが、離れた場所にあり、これも割愛。残念なこと。 ![]() ↑プラシーサンペット寺の駐車場で車から降りた途端少し先で土煙りを上げながら小さな竜巻が。瞬く間に上空へ駆け上がり消えて行った。 その駐車場のおばあさんからお供えの蓮の花を買う。蓮は必ずつぼみ。これは合掌の形だから。 ![]() アユタヤで訪ねたもう一つの遺跡ワットプラシーサンペットには、お参りできるお寺もあった。 ![]() タイでは曜日生まれ毎にキャラクターカラーが決まっている。この黄色い旗は現国王の色? その国王は実は殆どタイにいない。どこにいるかというとドイツに構えた豪邸に愛人20人を引き連れて暮らしている。 王不在の王国タイ。タイ国人は先王を深く尊敬し、現王を嫌っていることは確か。 ![]() 先王と王妃の若い頃の写真を見た時、とっさに美智子さんがお手本にしたのではなかろうか、という王妃の佇まいだった。 しかし王室と皇室はその役割が明らかに違う、と私は思う。質素を旨として国と民の安かれを祈祷する、そのための祭祀を司る。 これが本来の在り方で、その姿が民の敬愛に繋がったのでなければかくも永きお代が続く筈もない。 平成流の反省の上に本来の姿を取り戻してほしいもの。 ![]() お寺では寄進をするとお線香と紙包を頂いた。 お香をたてる。 ![]() 紙包には、薄い金箔が入っており、これを入り口の仏像に貼り付ける。 このお寺の仏像二つ。左はクメール的。右はガンダーラ的。 ![]() アユタヤ遺跡の再現された仏頭はどれもほぼクメール的。右のお顔は珍しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.21 16:14:53
コメント(0) | コメントを書く
[旅日記] カテゴリの最新記事
|