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テーマ:★☆沖縄☆★(2853)
カテゴリ:旅日記
2024/02/21/水曜日/雨、寒く。雨水
2/18 ちゃんやー(喜屋武家)で朝ごはん8:00 ![]() しらぱまのおうちで少しのんびりして本日のメイン、今帰仁城址へ向かう。宿からは車で18分くらいかな。 今帰仁城址は北山(ほくざん)部の精神的中心なのだ。 ありゃ。途中、こんなお店に引っかかる。 ![]() 引っかかるお客さん多数。 何ならここでお弁当も買える。私たちは今帰仁訪問を記念して、今帰仁の古酒5年千年の響を購入 ![]() 高価な古酒は2万円を超えていた。 ここには与那国島の花酒43度も何本か在庫あり。 ![]() ↓バンコクに続いてまたもやこの方!どこにもいるなぁ。 ![]() 気を取り直しいざ世界遺産今帰仁城址へ。 ![]() オープン時間間も無く入場、駐車場も未だ空いていた。無償ボランティアの方も直ぐにお願いできた。 桜まつりは一月中には終わりなのだけれど、今年は寒さが不足のため?桜はまばらに咲いて、今ぞ満開、といった風情の樹も。 ![]() 30分程度の案内を大きく上回り案内くださったのは 大阪出身のAさん。 40名はいるらしいボランティアさんの半分が沖縄の方、残りは内地の方で構成されているらしい。 老後を沖縄で、と考える方が大勢いる模様。 Aさんの沖縄の歴史への造形と愛がとても深い。 そんな方のお話を聞けるのは本当に嬉しい。 琉球三山の歴史、殊に今帰仁城を中心とする話は一晩泡盛呑みながらできる長さだとか。ご縁があればぜひ次回お願いしたいものだ。 ![]() 自然の要塞という地理的条件もさることながら、今帰仁城の最初の拝所からは、沖縄でも重要な聖地であるクバ山の神奈備た姿見を正面に拝見できるからだろうか。 ![]() 風景が雄大で素晴らしい。 面積は首里城と並ぶほどもあるという。ただ資料が無いため建物の復現ができない。 ![]() 城のための城壁ではなく、王や王の一族が住う場所を設けた建物や庭を囲み、外敵を防ぐ石垣として機能したらしい。 ![]() 何区画かある中にはは沢山の馬の骨が出土した場所もあったという。戦に備えて馬を育てたり明への朝貢馬にもなったらしい。 ↓沖縄行きの直前に読み始めたのはこれ。沖縄の高校生のために書かれた歴史資料。沖縄の歴史が理解しやすく編集されている。 ![]() この度のガイドさん説明の良い復習になった。 今帰仁城の北山王は交易で財を築き、栄華を誇ったが、やがて琉球を統一した中山の尚氏に滅ぼされ、中山の役人に管理統治されたのは二百年あまり。 ![]() 今帰仁城最後の王が所有していた霊剣、千代金丸。 城の中でもノロ、女性しか入れない最大の霊所である御嶽の大石にこの剣で切付け、返す刀で自害を試みたが果たせず、側を流れる川に投げ入れた。 結局、王は小刀で果て、ここに北山の歴史が閉じる。この剣はその後村びとが川から拾い上げて、琉球王尚氏に奉じられた、という物語がある。 本物は那覇の博物館に展示されているが、立派なレプリカを併設の歴史文化センターで見られる。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.21 17:33:48
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