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カテゴリ:古刹
2024/08/30/金曜日/間欠泉みたいな雨、しとど。
8/24 新横浜から各駅停車のこだまに乗ると、先ずは小田原、次に熱海、それから三島。 わずか30分ばかりの移動なのだねえ ↓ユニークな姿の三島駅 名古屋方面で用事があり、途中下車して三嶋大社参拝に立ち寄ろうと思い立つ。 ほぼ勘当状態で実家を離れた父の、その山里にあった古い神社が三嶋神社なのでかねてより関心持つ。 街中を富士の雪解け水が早く走る。 三島由紀夫のペンネームは、彼にこわれて誰が付けたのだったか。この街から取られたのだという。 雪ぐ、ソソグ。その早い冷たい水であればこそ。 ケガレを雪いだイザナギの水もかくやあらん。 ↓街の中を驚くほど美しい水路が流れる。 手を冷やすとひんやり。 三嶋大社のご祭神は大山祇、事代主の二神である。 天孫より古い国津神たち 愛媛県大三島の大山祇神社が全国の大山祇神社、 三島神社の総本山なのだとか。 いつか訪れることもあるだろうか。 ↓旧街道からも目印になったろう大楠の神奈備て ↓風格の備わる総門 伊豆一ノ宮である三嶋大社は、源頼朝の源氏再興祈願が叶えられた霊験アラタカな神宮であると、徳川幕府に至るまで、大名、武士らに深く信仰され繁栄したという。 ↓政子の椅子が幼児なみで、まさかね。武力、力づくな世にあって女の領分わずかなり。 神池に小島といえば弁財天?まあ似たようなものだろうか神仏習合の、龍神たる市杵島姫が祀られ、神社名は何と厳島神社。 『平家物語』を読み終えたところなので、この神社を源氏再興祈願のこの地に祀った北条政子の心情が垣間見られるようだ。地には平和。 奢れる者全ては久しからず。 香取と鹿島の神宮との交流もあったか、神鹿園も。 この本殿に、君知るや吉備真備 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.30 19:09:15
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