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2024/10/07/日曜日/山は午後から晴れ
先月の9/23/月曜日 岡谷のイルフ童画館で、先だって見逃した堀内誠一展が開かれていた。 残念なことに限られたものしか撮影できないが、堀内誠一さんの複雑さと単純さが、越し方を通じてよく伺われる、小さな回顧展だった。 雑誌のエディトリアル、ロゴデザイン、絵本の挿絵、旅ガイド、ミニコミ誌、油絵なども。 戦後、ようやく日本が意匠からデザインへ飛び出した頃、そこに堀内誠一さんが伴走していた。 ↓瀬田貞二さんと並ぶ堀内さんは、まるでクロード・ルルーシュみたいだ。パリジャン過ぎる。 中左のミヒャエル・エンデと瀬田さんが似ている。中右、永遠の美少年二人? 下左、奥様が編集者で堀内さんの世界は福音館や瀬田さんに広がった。妖艶な母にして中也の如き父。 若い頃のお味長旅でトーマス・クックと これと、『ヨーロッパの建築案内』?は私のたびの友だった。特にこの頃、私の感性は堀内さんとピッタンコ!と言えるほど共感していた。 そのガイドブックには当時の落書きやメモが残る その後も『ぐるんぱのようちえん』や『ロボットかみい』『人形の家』や『マザー・グース』でお世話になった。 イルフ童画館で買った↓を読んでみると、老化の過程?で私は堀内さんとは少し違う道を歩いてるんだな、と感じたけれど。 ↓手拭いと絵葉書をたいてい買う。 堀内さんならではのコレクション。 フラシ天のお人形は入手できなかった? 四谷シモン的なのは私は苦手、羊毛のが好き ↓こういう容器を大切にしていた堀内さんの世界 ソビエト、キエフとある。 こんな所にまで出かけていたのか。 殆どノマドのようであるが、自分は農耕民族、の自覚をお持ちだった。 ここはもちろん、武井武雄のは美術館。3階が常設になっているようだ。 とにかく常に何かを製作し、楽しんだひと。 遊びをせんとや生まれけむ〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.06 13:18:51
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