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2006.11.10
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カテゴリ:子育て
~死に急ぐ子どもたち~

死にたがる子・・・・
そのような題名に惹かれてその本を読んだのは、
学生時代のことです。藤原審爾さんの作品です。
この作品を読んだのは高校の頃。
この頃私は本に埋もれる日々を過ごしていて、
心にとまった文章をノートの書き記していました。
そのノートからの抜粋です。


人間人間というがだね、人間もただの生物なんでね、
ほかの生物と同じような生の機能をそなえていてだな、
それで生きているんでね。それを忘れているんだよ。
そういう本質的な機能を育ててやらないでだ、
五つ六つになると幼稚園に入れて、小学校に行かせてだな、
この社会に適応させる社会動物をつくりはじめるんだ。
教授が言ったように、人間の子はその他の動物のように
親を真似て育つんだが、その代わりを幼稚園や小学校に
させようとするんだ。
ところが、そこにある教えは多様すぎる価値観による教えで、
どれが自分にとって必要で、よいものか
選択することが出来ない。ここが問題なんだ。
選択の能力を育てないで、幼稚園におっぽりだすのがだな。
社会アニマルにすんなりとなれる子はいいが、
正常で人間という生きものの多面性を備えた生の機能を
ちゃんと備えてきた子は、その本質的な成長を抑圧されるんで、
巣から落ちたようになる可能性が多いんだな。
そういう子はだ、生か死かのはざまにおかれているんで、
選択をしいられるような状況におかれると、たとえば
受験してもパスしそうにないというような悩みの中で、
受験を考えあぐねるというと、悩みの苦痛から逃れるために、
生か死かという選択の場へたちまち追い込まれるんだ。


私が伝えたいことはすでにここに書かれています。
今朝の新聞に文芸春秋の広告が載っていました。

『子どもを殺すのは教師か親か』
『家畜化する子供たち』

なんとも衝撃的な見出しで、親たちの目とひきつけます。
でも・・・・と私は自分の高校時代を思い出しました。
あの頃の子どもたちも死に急ぐ子どもたちが急増し、
マスコミも取り上げておりました。
死に向かっていく人々を主人公にした小説をいくつも読んだ記憶も
あるんです。
子どもたちが警告しているのは今も昔も変わりません。
それをどこに問題があるのかと人は問います。
ただ、問うだけで子どもたちの本質に目を向けないことの方が
問題のような気がします。

仕事を減らす方向にはありましたが、
私の思いとはうらはらに仕事の方が忙しくて
ゆっくりと時間が取れなくなってきました。
足跡だけで、みなさまのところへ書き込みにいくことが
むずかしいかもしれません。






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Last updated  2006.11.10 07:55:14
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