共通テスト2025 化学を解いてみたら難しくて玉砕しました。
新課程になって初めての共通テスト。知識問題も,計算問題も,とても難しかったです……怖くて得点は計算していません以下,計算問題と知識問題に分けて感想を書いてみました。 まず計算問題について。反応式から反応した量を求める問題がいくつかあり,これはどれもわりと解きやすくなっていましたでもヨウ素酸ナトリウムからヨウ素を得る反応式の係数を合わせる問題は時間がかかってしまいました その他の計算問題は沸点上昇を考慮して蒸気圧より温度を求める溶存している二酸化炭素よりヘンリーの法則で元の圧力を求める食塩水の浸透圧 の計算いずれも法則に数値を当てはめる問題ですが,条件が複雑で落ち着いて整理しないと間違えてしまいます。(いっぱい引っ掛かりました……食塩水の体積とか……)化学平衡はハーバーボッシュ法について2種類のグラフが出題されていました。これは解きやすかったです。条件により生成量が変化するのがよく分かるグラフでした。有機化学のアセタール化の計算も難しかったです。そして,今年は出ないのではないかと思ったエンタルピーの問題が出題されました。それも五酸化バナジウムの還元とか……知識問題は理想気体,コロイド,化学発光,遷移金属の化学反応石油,ナイロン6,PVA合成,どれもちょっと難しい……灯油と軽油の違いを知らなかったです。水ガラスについて出題されました。水ガラスに塩酸を加えるとケイ酸が得られ,これを乾燥させるとシリカゲルとなります。今年はヨウ素酸の出題もあり,広く教科書に載っている物質をさらっておく必要がありました。水ガラスはケミカルガーデンの材料でもあります。ちょっと見てみたいな……以上,共通テスト化学を解いてみての感想でした。ちなみに化学基礎もグラフを使う問題がありました。グラフを書かなくても計算は可能ですが,ぴったりのところで重なるので計算がずっと楽になります。 来年はもっとマークで終わらせられるように,しっかり復習したいです。