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弁護士YA日記

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日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2016.10.26
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カテゴリ:東日本大震災
本日、「長期避難者の住宅支援制度の充実に向けて~それぞれの選択を尊重した施策の重要性~」と題する院内集会が日本弁護士連合会主催で開催されました。
私は前の席の隅っこにいたので、出入り口付近の状況はよく見えなかったのですが、会場に入りきれないほど人が溢れ、多めに用意したはずの資料もすべてなくなり、急遽追加印刷する事態になる程の大盛況だったといことです。

私も、短い報告を担当していた関係で出席したのですが、国会議員の方も間断なく出席されており、沢山のご挨拶がありました。

動画が、NHKのHPに挙がっています↓

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161026/k10010745471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

動画でインタビューに答えている二宮淳悟弁護士は、「長期避難者の実情と各自治体の取組と課題」という報告を担当されたのですが、弁護士向け研修として2時間の講義をするに値する濃密な内容で、感銘を受けました。

ただ、何と言っても圧巻は、避難者の方々3名のお話でした。

(大阪のMさん)
「人の生命身体が脅かされている現状を全国民が我がことのように考えて欲しい」
「被爆から免れ、健康を守る権利が守られ、安心できる環境があってこそ、初めて復興の話が出てくるのではないか」

(東京のKさん)
「住宅支援打ち切りは、避難者を『消去』することに他ならない」
「避難者は、国内難民だ。住宅支援打ち切りは強制送還ではないか。国際人権規約にも抵触するのではないか」

(札幌のSさん)
「札幌市に働きかけて支援策を講じてもらったことを、避難者のおばあちゃんに報告したら『私達は見捨てられていなかった』と泣き崩れた。住宅支援は、避難者の心をこれほどまでに支えている」
「この5年間、知らない土地で必死にコミュニティを作ってきた。またコミュニティを奪われることに耐えられない」

あまりにも率直な魂の叫びそのものの言葉が続いて、心をえぐられるような時間でした。
すみません、思い出すと心がドキドキしてきたので、今日は、これだけを書き留めておきます。





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Last updated  2016.10.26 23:44:26
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