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バス停地名学のすすめ

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2008.07.03
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カテゴリ:品川区
(前回からのつづき)

バス停名改称の理由は、近くにあった区立原小学校が、区の小中一貫校指定校として区立伊藤中学校と合併し、伊藤学園として生まれ変わった事情によります。伊藤学園は、大井原町の2つ手前のバス停にその名がありましたが、これも同時期に伊藤中学校から改称したバス停であり、教育改革が[井05]系統に2ヶ所のバス停名改称をもたらしたという、珍しい事例となりました。

バスを降りると、すぐ目の前に新幹線高架下を走る横須賀線の踏切があり、西大井駅プラットホームの南端が間近に接しています。その踏切を越えると、右手に神社の境内のような緑に包まれた一画がありますが、これは伊藤博文公の墓所です。先ほどの伊藤学園をはじめ、地図を広げると近くには伊藤小学校、伊藤幼稚園などの名が見られますが、この周辺には伊藤公墓所に因み、大井伊藤町の町名が昭和39年までありました。もともとの地名は谷垂(たにだれ)といい、伊藤公墓所からさらに200メートルほど先にある谷垂公園に、その名が残っています。

西大井駅前を覗いてみます。ロータリーには、大井町駅へ戻る[井05]系統が休んでいますが、その目と鼻の先を立会道路が東西に伸び、そこに[井01]系統の3丁目会館というバス停があります。わずか30メートルほどしか離れていませんが、バス停名は別になっています。

立会道路はその名の通り、かつての立会川の暗渠ですが、横須賀線をくぐるガード下には「立会川ガード」の表示が現在も残っています。駅東側に広がる公園を抜けて歩いていくと、立会道路には川の流れの記憶を留めた桜並木も残っています。

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最終更新日  2008.07.03 23:24:47
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