おはようございます。
東京でも雪が降ったのをさかいに、一気に寒くなって参りました。
寒くなると漬けものの季節がやって参ります。青菜漬け、野沢菜
漬け、千枚漬けなどなど晩秋から冬場にかけて漬ける漬けものは
色々と有ります。しかし何といっても日本全国どこでも漬けられ
て食べられる漬けものの代表はやはり白菜漬けでしょう。当店の
ブログでも、梅干し、高菜漬け、キムチ、柚子大根、浅漬けなど
をご紹介して参りましたが、白菜漬けは初めての登場です。
白菜漬け(クリックすると拡大できます)
材料
白菜 2株(5~6kg)
柿皮 1個分
柚子皮 2個分
ニンニク 5片
粗塩 300g
1.白菜は外側の葉を剥き、根元に十字に切り込みを入れたら手で
割いて1/4株にします。新聞紙の上に切り目を上にして並べ、
天日にさらして1~2日干します。
2.柚子と柿は皮を剥き、ニンニクは潰して皮を剥きます。
3.漬けもの容器を良く洗い、水気を拭き取って粗塩を軽く一つか
みまき、白菜の外側を上にして敷き、2.の適量を乗せ更に塩
を振ります。
4.3.を交互に繰り返し、詰め終えたら最期に一番上に更に振り
塩をして、容器より少し小さめの皿をかぶせ、白菜の重さの2
倍の重石を載せてビニール袋で全体を覆い、冷暗所に置きます。
5.1~2日で水が上がったら重石を半分に減らし、容器の蓋をし
て更に3~5日冷暗所で漬けたら食べられます。
漬け始めてから数日で可食ですが、やはり少々長めに漬けて少し酸
味が出始めたころが一番美味しいと思います。キムチもザワークラ
ウトも乳酸菌発酵が進み、酸っぱくなったものが体には良い気がし
ますがどうなのでしょう?美味しく漬かった白菜は、そのままいた
だいても、お酒のアテにも、アツアツのごはんを巻いていただいて
も、炒飯、雑炊にしても大変美味しくいただけます。
それでは日本の冬の味をどうぞご堪能下さい。
亭主敬白