あたふたあなくろクロニクル

なんか、灯台シリーズになっちゃいましたけど。　

なんで私がトーダイに。

（…失礼。　でも、こんなキャッチフレーズがインパクトを持つ時代、
“「いい学校、いい企業に入って」というのが、
　最も「いい人生」を得られるコースという考え”（糸井重里）も、
これから変わっていってくれるかな）

3月11日以来、外国に住む友人からたびたび心配のメールが届く。

最初は当然、「地震、大丈夫か！？」だった。

それが原発以降、どんどんシリアスな口調になってきた。

けさもまたイギリスとドイツから二通。

日本政府が発表する前から、「菜っぱ類と牛乳はやめろ」と素早く警告してくれた友人もいた。（それを母に伝えたら、「そんなこと言ってたら何も食べられなくなる」と、すんごい冷たかったが…ほんとにまったくこのひとは。ま、たくましいとも言えるのか）

そして早いうちからみんな、
「いつでもおいで」、「こっちにも家はあるんだよ」と言ってくれた。

その気持ちがすごくうれしかった。
（同時に不安も増したとは言えるが…
「最悪の事態になったら」とか、言われてしまうと…）

「大事な友達だから」
なんて、
日本語で聞いたらちっと気恥ずかしいが、
英語っていうのはすんなり響いていい。

すんなり
…嬉しい。ありがたい、ほんとに。

そうやって、日本の外からも祈ってくれている人がいる。
光は外からも届いている。

まあとりあえず私は日本脱出は考えていないけれど、
これがなんとか収まったら（「一刻も早く」、という気持ちは、しばらく封印した方がいいのかもしれない。かえって焦りと不安につながりそうだから）
のんびりヨーロッパに行きたい気がする。
お礼参りに。

なんだか、すんごく、あっちのみんなに会いたい。

それにしても、外からのそういうメールに共通するのは、
日本政府への不信、である。
まあね、いま日本国民は、言われるまでもないのだろうが…

そして、日本政府は、見限られている、気がする。

でも日本国民は、見捨てられてないよ・・・

外から言葉をかけてくれる彼ら彼女らも、

私の灯台。

見習わなくてはと思う人たち。

。。。で思い出したことがある。

けど、そうやって続ける前に、ちょっと油売りすぎました。

今日またうちは計画停電に入るのだ。その前に仕事しないと…

しかも今日は夜なんである。しかも寒いって今日。

だけど、必要なんだろうな…

原発にどんどん注目が集まっている（それも当然、必要だが）ために、

まだまだ東北は現在進行形で辛い状況なのだ、ということが、
ともすれば忘れられがちになる。

自分が寒いと、みんな、いやでも思い出す。

それに停電すると、おぞましいニュースも見ないわけだから。。。