零~月蝕の仮面~【個人的にゾッとしたところ】
【特典】零 ~月蝕の仮面~ Switch版(【早期購入封入特典】流歌限定衣装「マリー・ローズの服」+【セーブデータ連動特典】流歌・海咲・長四郎限定衣装「射影機の被り物」)価格:5,742円(税込、送料無料) (2023/3/21時点)楽天で購入本記事は零~月蝕の仮面~のプレイ画像を一部引用しています。※本筋の部分は端折っていますが多少ネタバレがありますのでご注意ください。まだ私もクリアしたわけではないのですが個人的に怖かったストーリーをご紹介させていただきます。それは、元刑事の探偵霧島長四郎が灰原病院という廃病院を探索中のことです。↓は発見した助手の手記。この朧月島には月幽病というその島特有の風土病のような病気があるそうです。月幽病は記憶障害に夢遊病のような奇行を伴う複合的精神疾患の一種だと考えられていました。この手記を書いている人物は脳神経を研究していたようで月幽病研究の第一人者でもある灰原先生が院長を務める灰原病院に助手として赴任してきました。カルテを発見しました。緋月浅葱さんという6歳の女の子のカルテのようです。この子はその「月幽病」に冒されてしまった一人のようです。そのカルテによると緋月浅葱さんという6歳の子に外科手術が施される予定だそうです。月幽病の外科手術は重度の患者を対象に2度行われたものの結果は芳しくないそうです。嫌な予感しかしませんね。緋月浅葱さんと思われる幽霊に遭遇。「手術はやだ・・・」と、訴えかけてきました。探索を続けると絵の描かれた日記を発見。恐らくこれは緋月浅葱さんのものと思われる日記です。日記を読む限り術後のようです。手術をしたら「だめになった人がいた」だからいやだったとのこと。緋月浅葱さんが目撃した「だめになった人」とは一体どのようになってしまったのか気になります・・・。先生は手術に自信があるのか大丈夫とのこと。しかし、手術をしてから頭の中は真っ赤という独特の表現を使い頭痛もあるようです。更には髪の毛も抜け、涙にも血が混じっている様子。とても大丈夫とは思えません。恐ろしいのが保護者である「ママ」でさえも大丈夫だと言っていること。娘を治したい痛いほどの気持ちは分かりますが医者を妄信しすぎるのも危険な気がします。最近現実でも似たような事象は発生していますよね。何とは言いませんが。謎の病気。謎の医療。私たちはいつも難しい立場に立たされます。窓際に立つ男を発見。外科手術を受けてしまった方の一人でしょうか・・・・。外科手術とは一体どのようなものなのか気になります。鏡に映っているのはお医者さん・・・?灰原先生でしょうか。夢に出てきそうな廃病院の探索を続けます。外科手術に向かう助手と思しき幽霊。足取りが重くその後ろ姿は気が進まないようにも見えます。突然電話が鳴りだし受話器を取ると男性の声でこの島は何も変わらないずっと繰り返しとの言葉。赤ランプが灯る手術室を発見。そこには手術をする医師たちの幽霊が。あちらこちらに布が掛けられていて異様な雰囲気です。一体何が隠されているのか気になります。手術台に掛けられた布をめくると・・・。手術に際して切ったと思しき長い髪の毛が・・・。血の跡のようなものも見受けられます。髪の長い少女の幽霊と戦闘。この少女は緋月浅葱さん・・・?戦闘に打ち勝つとそこには再び絵の描かれた日記が。この少女は頑なに拒んだにも関わらずほぼ強制的に再手術が行われた模様。最後の悲痛な叫びが痛々しいです。いたい たのしい しね などの文言が混ざり合っているように見えます。さらにそこにあったのは死体検案書。死亡診断書とは自然死や死因が明確な場合に作成され、死体検案書とは事故死や突然死、原因不明の死などの場合に作成されるものだそうです。死体検案書にはなんと緋月浅葱さんの名前が。再手術により亡くなってしまったそうです。2度目の術後に症状が急激に悪化し深夜、突然錯乱状態になったそうです。死亡原因は不明とありますが手術によるものとみて間違いないように思います。一体どのような手術を施したのか気になるばかりです。治療のためとぶつぶつ繰り返す助手と思われる幽霊。何かやましいことを抱えている言動に見えます。助手の手記を発見。この病気に得体の知れない感触を覚えたようです。それは人知の及ばない何かとも取れますね。月幽病は記憶の欠如と共に自己の認識が崩れ人格が崩壊し最終的には一切の記憶がなくなるのか何も反応しなくなり死に至るとのこと。月幽病は死に至る恐ろしい病でもあったのですね。そうなると藁にも縋る思いで危険な手術を受けさせた親の気持ちも分からないではないですが・・・。しかもそこまで病状が進むまでにほとんどの患者さんが自死を選ぶとのこと。凄まじい病気です。月幽病第一人者の灰原先生も治療法に決定的なものが確立できていないとのこと。それはすなわち外科手術も決定的ではないと言っているようなものではないでしょうか。それなのに危険な手術を行うのはほぼ人体実験のようなものですね。とある鍵を拾って向かった先は準備室のような部屋。そこに置いてあったのは・・・・。人体模型の頭の部分が数多くありました。一部脳が露出している模型もあります。何やら沢山の釘が刺さったものもあります。あたかも拷問器具です。この病院では月幽病が精神疾患系ということで治療と称して頭(脳)に釘のようなものを打ち込むなど残忍な手術をしていた可能性がでてきました。現実世界にもロボトミー手術という精神病の治療として眼窩に器具を差し込み脳の一部を切り離す外科手術が一時期受け入れられた時代がありました。【中古】 ぼくの脳を返して ロボトミー手術に翻弄されたある少年の物語/ハワードダリー,チャールズフレミング【著】,平林祥【訳】,苫米地英人【解説】 【中古】afbロボトミー手術は魂の殺人とも言われ多くの廃人や自殺者を産み出しました。日本でも戦中戦後述べ3万人ほどが施術されたそうですが1975年日本精神神経学会が精神外科を否定する決議を可決しロボトミー手術の廃止が宣言されました。助手と思しき幽霊に遭遇。何故かダーツを投げるような仕草で襲い掛かってきます。悪霊退散!月幽病は月の満ち欠けによって症状が変化するという。朧月島では過去に集団失踪事件が発生したそうです。集団で月幽病に掛かり自ら入水していったという説もあります。こそこそと助手がよく出てきます。辛い手術を強いることを助手自身も分かっているようで倫理と研究の狭間に揺れる人間らしい葛藤もまた見受けられます。というわけで再び助手の手記を発見。灰原先生の治療法は医学的根拠から逸脱しているといいます。患者たちには鏡に映る自分の顔が全く違うものに見える瞬間があるといいそのことを島では「芽吹く」と呼んでいるそうです。さらに「咲く」という症状もあるそうです。そして灰原先生は「きらいごう」という治療をはじめるそうです。かつて島の住人は独自の手法で精神の究明に挑み続けたそうです。その一つが面であり面を被ることで人間の脳の様々な部分が刺激されるといいます。灰原院長は月幽病を克服するために禁忌へと足を踏み入れようとしていました。そして厳重な暗号を解いて向かった先で見たものは・・・!ベッドには太いベルトのような拘束具がありました。そして、頭の場所には頭に被せるような不気味な器具が置かれています。器具の横には注射器やメス、ドリルなどの手術用具も見えます。そして夥しい血痕の跡。こんな拷問のような手術を産み出した人間。それを容認する社会。(手術は秘密裏かもしれないが助手のように黙認していた人々もいる。)それを6歳児に施術した事実。それを許可した保護者。結果的に死亡してしまった6歳児。色々と闇が深いですが自分の明確なる拒絶の想いが誰にも伝わらず亡くなってしまった少女が不憫でなりません。今回のように難病に立ち向かう事例や感染症の発生など大きな時代のうねりの中で常識的に考えてあり得ない手法でも人は、一見奇異だと分かっていてもそれを自ら受け入れてしまう傾向があります。そしてメディアが拍車を掛けて受け入れる者と受け入れない者とに対立が産まれます。結局一番怖いのは幽霊ではなく人間であるという結論に辿り着くのでした。最後に秘蔵の1枚をお見せしましょう。画像にも関わらず見ていると世にも恐ろしい言葉が聞こえてくるのです。それでは覚悟してみてくださいね。「ま~きのっ」おばたのお兄さんといっしょ 親子で楽しむ! ポジティブエクササイズ [ おばたのお兄さん ]