とっておきドラえもん むねいっぱい感動編を購入だ!
本記事では2017年に友人のいっくんと行った藤子・F・不二雄ミュージアムの画像を引用しています。ドラえもんは小さい頃に何度も何度も漫画を繰り返し読んでいたにも関わらず大人になる過程の中で不思議なことにいつしか漫画は家から消えてしまっていた。【入荷予約】【新品】ドラえもん (0-45巻 全巻) 全巻セット 【2月下旬より発送予定】親となった今再びコミックスを買い直したのがこのとっておきドラえもん むねいっぱい感動編だ。とっておきドラえもん むねいっぱい感動編 (てんとう虫コミックス(少年)) [ 藤子・F・ 不二雄 ]収録作品はぼくの生まれた日台風のフー子おばあちゃんのおもいでぼくをタスケロンしずちゃんさようなら森は生きている雪山のロマンスのび太の結婚前夜ジーンと感動する話さようなら、ドラえもん帰ってきたドラえもんぞうとおじさん思い出せ!あの日の感動チョーダイハンドドラえもんが重病に?45年後...というラインナップだ。全て有名な話で私もストーリーは把握している。それでも読んでみるとうるっときてしまう。その理由は大人になって読む目線が親目線になったのもある。しかし、1番の理由は作者の藤子・F・不二雄先生の想い、あるいは魂とも呼べるものが一コマ一コマそのセリフ、その表情、そして余白に至るまで宿ってキャラクターに命を吹き込んでいるからだと思う。大人になってもその感動を呼び起こされるとは思わなかった。私はことドラえもんに関しては原作原理主義者だ。かと言ってスタンド・バイ・ミードラえもんや今のアニメを攻撃するつもりはない。ただ原作を読めば 作者の伝えたいことがキャラクターの活き活きと描かれた表情、感情、セリフ、情景に全て込められているからに他ならない。この漫画を購入したのは息子のため。この作品にはドラえもんの温かさがビッシリと詰められている。これを入門書、きっかけとして他のドラえもんの作品様々なひみつ道具にも興味を持って貰えたら良いなと思う。ドラえもんの面白さの真骨頂は感動編ではなくむしろなんでもない日常編の中にある。 何食わぬ顔でのび太に対して「きみは じつにばかだな」などとしれっと毒を吐くドラえもん。ネズミが出ただけで地球を丸ごと破壊しようとするドラえもん。ペーパークラフト みにちゅあーとキット ドラえもんmini ネズミと地球破壊爆弾 MP08-15 しずかちゃんのお風呂写真をのぞき見るのび太に対してじつにまずい、もっとだせと言い放つドラえもん。きこりの泉におちたジャイアン。女神がこれですか?ってきれいなジャイアンを出してくるんだけど・・・それに対していえ、もっときたないの。と言い放つドラえもんとのび太。 ドラえもん[ジャイアン編] (小学館コロコロ文庫(少年)) [ 藤子・F・ 不二雄 ]ドラえもんの人間味溢れる一面。 そしてそれを受け取るのび太の表情そしてセリフ。ドラえもんの何気ない会話の端々に愛情が溢れています。今の私なら感動編ではなくてもドラえもんの全ての作品の何気ない会話の一言でさえも感動してしまう自信があります。最後に作者の藤子・F・不二雄さんの言葉を紹介します。「みんな、今の自分よりも少しはましになりたい。もっと向上したいと思う。でも、毎日、同じ反省を繰り返しながら、足踏みをしている。結局のところ、それが人間というものなんじゃないかと思うんです。」ドラことば 心に響くドラえもん名言集 [ 小学館 ドラえもんルーム ]「自分の弱さ」というものを知り尽くしながら、それでもやっぱり一歩でも二歩でも前に行きたい。もう少し高いところに行きたい。そういう気持ちを持ち続けているのび太っていうのが、ぼくは本当に大好きなんです。なかなか前に進まない。人生思うようにいかない。それでものび太は仲間に囲まれて悪戦苦闘しながらもキラキラと輝いています。人の弱さを理解し人の不幸を悲しみ人の幸せを願うことができる。私もそんな「のび太」でありたいと思う。とっておきドラえもん むねいっぱい感動編 187ページより引用45年後ののび太がのび太に贈る言葉私も小さい頃はドラえもんのひみつ道具に心を奪われた。青年期は周りに合わせるように強がってドラえもんから目を背け物理的戦闘力に憧れた。【新品】ドラゴンボール[新書版/新装版](1-42巻 全巻) 全巻セットでも大人になって自分の弱さとのび太の本当の「強さ」というものに気づいた。そしてそのバトンを息子に託そう。ドラゴンボールとはまた違う社会を生き抜く本当の人間の強さというものを知って欲しいから。とっておきドラえもん むねいっぱい感動編 (てんとう虫コミックス(少年)) [ 藤子・F・ 不二雄 ]