へそ曲り設計士の建築学入門

[大工さんならではのお仕事] カテゴリの記事

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  土蔵の板壁改修　３

  完成重厚な石積みとの調和が最高！圧倒的な存在感です。

  2019.07.11

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  土蔵の板壁改修　２

  トラックにこんな感じで載せます。運搬中に荷くずれを起こさないよう三角形のつっかえ棒を施します。取付の様子コーナー部分のすり合わせが大工さんの腕の見せ所特注の７寸釘をここで使用します。

  2019.07.10

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  土蔵の板壁改修

  幅約５ｍ×高さ約２．７ｍの板壁　（材質はクサマキ材の柾目）これだけ大きな壁・・運搬が大変押縁の欠き取りは、大工さんの腕の見せ所（全部手作業で行いました）5寸釘ならぬ７寸釘・・・これを使って土蔵に打ち込みます。完成が楽しみです。

  2019.07.04

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  地蔵堂・灯篭屋根修理

  銅板屋根を解体してみると・・・予想通り「木」が腐朽してました。屋根面に触ると激アツ！さらにこの猛暑！職人さんこまめに休憩をはさみながらの復旧作業です。銅板製の鬼。手で触るだけでポロポロと剥がれ落ちてきます。中の芯材は、原形が分からない位に腐朽してます。灯篭も同じくかなりの腐朽スギ材で取替えの上、新しい銅板を葺きます。渋い色に変色するまでしばしのお時間を！

  2018.07.24

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  門の修理

  屋根タルキの小口に穴が！！シロアリか？瓦を一旦下ろして腐朽している木材を取り替えることに。解体してみるとこんな感じ棟木の様子右側が現在のもの・・・原型をとどめない位に腐っています。下から見ているだけでは腐っているかはわかりません、解体して初めて気づきました。住職にも見てもらい急遽取り替えることに（左側が新しく加工したもの）

  2018.06.12

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  木製カーポート補強工事

  今回の仕事・・・ちまたでよく見かけるこんな感じの木製カーポートの補強工事依頼化粧格子を取り外してみると・・・かなりの腐朽→この柱は取り替えます。大事な隅柱・・・とりあえずコンクリートを充填し、これ以上の腐朽を防ぎます。古い柱に新しい柱を抱き合わせて、荷重を分散します。外回りの柱　合計６本の補強（天気が良いので大工さん達、はかいきます）木は腐る！でも修理は簡単。鉄、アルミは腐らない！でも修理はかなり難しい。みなさんはどちらを選びますか？

  2018.04.26

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  木製ベンチ

  今回の仕事・・・木製ベンチを１５ケ造ります。材種はアテかなりデカいです。

  2018.04.04

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  灯篭　屋根銅板修理

  今回の仕事・・・灯篭の屋根銅板葺き修理大雪の影響か？銅板が引きちぎられ、下地の「木」がむき出しになっております。

  2018.03.30

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  お寺の門の屋根タルキ交換

  今回の仕事・・・お寺の門の屋根タルキ交換タルキの小口から虫？タルキ側面にも被害・・・シロアリか？一旦瓦をおろし、茅負・布裏そしてタルキを交換します。最後に瓦を戻します。大したことないように見えて結構手間がかかります。

  2017.12.22

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  鈴の緒（すずのお）取付

  今回の仕事・・・鈴の緒（すずのお）取付神社境内にて参拝をする際に、ガランガランと大きな鈴を鳴らしますが、あの縄の正式名称は？恥ずかしながら宮司さんにお聞きしたところ「鈴の緒」と呼ぶらしい。いつもはこの鈴の緒が１本ですが、正月参拝用にあと２本吊り下げるという事で、そのための「梁」を1本架けました。足場を組んで「梁」を架けます。足場の上から覗いてみると、既存の大きな桁（スギ材）と屋根タルキの取合い部分で、下からは見えない「いい仕事」がしてありました。昔の宮大工さん！さすがです！鈴も間近でみるとかなりの迫力新しく架けた「梁」が、古びた感じになるように周りと同色に塗装します。何十年間「鈴の緒」が１本だけだったのが、もうじき３本になります。楽しみです。

  2017.12.08

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  傾き修理

  今回の仕事・・・お宮さん本殿の傾き修理高い所と低い所の差が約６ｃｍ　肝心の土台も腐ってました。さぁどうやって直す！？予算と相談しながら考慮中です。

  2017.08.31

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  公園ベンチ

  今回の仕事・・・公園のベンチつくり材種・・・アテの１等材　　長いもの、短いものそれぞれ１０組ほど造ります。完成が楽しみです。

  2017.06.20

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  藤棚

  今回の仕事・・・藤棚の修理（その２）加工も終わりＧＷ明けまでひと休みです。（前回の完成写真を添付せよ！とのことで天気の良い日に撮ってきます）

  2017.05.02

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  藤棚の修理

  今回の仕事・・・腐朽した藤棚（ふじたな）の修理材質・・・スギ（薬剤加圧注入品）　柔かいのでよく浸み込みます。塗装方法では木の表面から２～３ミリ程度しか浸透しないので、割れ目からの腐朽に弱いのに対し、加圧注入したものは、表面から数センチまで浸透しているため長期間の耐久性が期待できます。（ホームセンター等で販売している加圧注入材は、安価ですが色が薄く浸透量が明らかに少ないことがわかります）大工さん・・・同じ加工をひたすら繰り返します。仕上がりが楽しみです。

  2017.04.04

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  お寺の門扉取付完了

  今日はいよいよ門扉を吊り込むということで見学に行ってきました。両側柱取付の様子・・・既存の大柱が曲がっていたこともあり、丸鋸を巧みに使って傾き、しゃくり穴を微調整柱・鴨居の取付完了、そして門扉を仮に吊り込んでみます。３人かかりで吊り込みます。今日は風が強かったので私も邪魔にならないようにそっとお手伝い！門扉吊り込み完了扉の鏡板（ケヤキ材）の杢目がなんともきれいで、力強さを感じます。立場・職種は違えど、いいものを造り上げるために何度も何度も打ち合わせを行い、意見や施工方法をお互いぶつけ合いながらの工事でした。「一枚岩」になることの重要性を改めて感じました。社長さん・大工さん・建具屋さん　お疲れ様でした。

  2017.04.01

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  あるお寺にて・・・

  今回の仕事・・・門扉が取り付く両サイドの柱・鴨居の取り換え重い扉を吊ってある金具（解体してみるとうまい仕掛けがしてありました）大入れの様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔は便利な機械もなかったろうに・・・。硬いケヤキ材　手間ひまかかってます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　解体してみるとなるほどなぁと！！釘や金物を一切使用しないで組んでありました。取り外した材料を参考にしながら仕事を進めていきます。建設会社の社長さんや現場監督さんそして大工さん　寒い中お疲れ様でした。

  2017.03.09

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  木製板塀造作

  １３：００より県庁建築住宅課にて「応急仮設木造住宅の建設に関するシステムつくり」の打ち合わせに出席してきました。課長さん、係長さんら３名と優良住宅協会から３名の計６名で約１時間、富山版の基本設計の第１歩となる会合でした。富山型という事で県産材を使用するのか？確保に限界があるならば他県の材木を使っていいのか？また柱や梁のサイズは４寸か3.5寸か？長期優良を目指すのか？など意見交換。最終的なシステムの構築にはまだまだ時間がかかりそうですが、１歩１歩進んでおります。木製の板塀を造ります。柱はひのき１等材の３寸角（木なので正直腐朽します。その辺はご了承ください）板はラクヨ材厚さ６分（大工さん・・・ペンキも手前で塗りました）アルミ製にはないあったかい感じが好きです（自己満足ですが・・・。）

  2017.02.22

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  とんかち教室

  本日　大変蒸し暑い中ではありましたが、子供たちお待ちかねのとんかち教室を開催いたしました。今回のテーマは「フラワーボックス」と「引き出し付本棚」です　　　　　　　　　　　　　　　大工さんとわたくしの３人でテントを張ったりブルーシートを敷いたりと朝から会場つくりです。　　　　　　　　　　時間の都合もありまして、最初は女の子の姉妹です。まずは簡単なフラワーボックスから、そして慣れたところで本棚を造ります。　　　　　　　　　　　　　　　　１０時を過ぎるとみなさん集合。作業台が少し狭かったかな？（次回への宿題です）　　　　　　　　　　　子供たちよりもおじいちゃんの方が真剣か？？？　　　　　　　　　　　女の子といっても、慣れてくると釘を打つスピードが上がってきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最初に来た姉妹は、２つ目の課題　引き出し付本棚に取り掛かっております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　男子も負けじと本棚へ！一番細かい引き出し部分を製作中。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほぼ完成か？？？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完成した「フラワーボックス」と「引き出し付本棚」です。今回が初めての試みということもあり、会場つくりや製作課題、子供たちへの解かりやすい説明の仕方など、次回おこなう際の宿題が見えてきたように思います。　みなさん今日は暑い中、本当にお疲れさまでした。

  2011.08.06

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  広縁、高欄改修工事　（結婚式）

  広縁、高欄改修工事が完成しました。昨日、住職のお孫さんの結婚式が本堂にて行われるということもあってカメラ片手に見に行ってきました。お寺さんの結婚式ということもあってか、檀家さんの姿があちらこちらに。階段もきれいに仕上がりました。全てヒノキ材ですが、継ぎ目のない１枚物にして良かったです。現場で施工して約３週間経ちますが、いまだにヒノキの良い香りが漂ってきます。住宅とは違い、神社仏閣建築は何十年、何百年先を見据えた誇り有る仕事。縁あってこの仕事に携われたことを本当に幸せに思います。と同時に私の目の黒いうち・・・いやその先ずっと管理・点検・修繕していく事の責任をヒシヒシと感じております。

  2010.11.01

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  お寺さん広縁及び高欄改修工事

  以前よりひっそりと進めてきました近所のお寺さんの広縁、高欄の改修工事がほぼ終了致しました。木材の老朽化でひび割れや、そり、腐朽がかなり酷かったこともあって今回の改修工事が成されることに。縁あって名誉ある仕事を頂き、感謝感謝であります。それとともに身の引き締まる思いで仕事を進めてきましたが、ようやく、無事に完成を向かえることができました。ホッとしているのと同時に、自分で言うのも変ですがかなり良い仕上がりになったと自負しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（造作中）　　　　　　材質はすべてヒノキ材。上小節程度を思っていたのですが、目立った節もなく上質のヒノキです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曲線もなかなかきれいに仕上がりました。　　　　　　　　　　広縁の奥行きは４尺５寸、間口は９間です。ヒノキ材を作業場に搬入して削りの加工をしていると、なんともいえないヒノキのいい香りが！！これこそが大工冥利につきる仕事です

  2010.10.15

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  腕木門リフォーム

  腕木門のリフォームが終了しました。工事内容は雨漏りがして天井板などが腐朽したため、屋根瓦をはぐり茅負（かやおい）布裏（ぬのうら）などを取替えし、天井板も無垢材のものに張り替えるというものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現況写真です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨漏りでかなり腐朽が進んでおります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　屋根瓦を撤去し、茅負、布裏を取り付けている所。材質はクサマキ材です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柱、腕木、桁、化粧タルキは既設のままで取替えは行いませんでした。　　リフォーム完了です。しばらくの間は取替えた部分とそのままの部分とで色の差がでますが、無垢材（ほんまもん）を使っている面白さが出て、これもまた良いのではないでしょうか。

  2009.09.11

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  腕木門修繕

  立派な腕木門です。屋根瓦のどこかしらで不具合があるのか？雨漏りがし、化粧タルキや天井板にシミが発生。梅雨時期の雨のひどい時に見て来たところ、ジャジャ漏れ状態これはいかん！ということで屋根瓦をはぐってやりかえることになりました。以下は現状写真です。　　　　　　　　　　　　　　　　　最近は「門」のある家自体、あまり見られなくなりました。大工の腕の見せ所が、また一つなくなりつつあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　古くなったとはいえ、格子戸はきれいです。　戸当りの柱脚部分が腐朽しておりました。取り替えるついでに、銅板で包み込んで防腐対策をする予定。　　　　　　　　　　　　　　　　　布裏、かやおい等をクサマキ材に取替えます。柱・桁・腕木はそのままなので、しばらくは古い材料と新しい材料の色合いがアンバランスに感じます。そこはご了承願います。ただ、「木」とは面白いもので月日が経つにつれ、全く違った表情を見せてくれます。新しい時が一番良い、他の材料とはそこが違う点です。アルミ建材、各種合板、ビニールクロス、鉄骨、コンクリートなどは、新築時が一番きれいで強いと思うのですが、あとは古く・弱く・汚くなっていくだけ　いわゆる完成見学会の時点がピークだと思います。長く住み続ける以上、それではいかがなものか？と思ってしまいます。先日　小矢部市の、とある神社へかみさんと２人で行ってきました。お賽銭を入れて何かを祈願しに行ったのではなく、スギの板の状況を見に行った訳です。１回目は今年の３月頃に行ってきました。神社を修繕したらしく、外壁の下見板がやり替えてありました。ある部分はクサマキ材で、ある部分はスギ材で。３月の時点では、やはりクサマキ材の部分の方がきれいで、贅沢な材料を使ってあるなぁ！と感心するほど。一方のスギ材の部分は、防腐塗料とスギ自体が反発しているような色合い素人のかみさんも、何か変！！との一言。しかし先日行ってみると、立場は正直逆転。クサマキ材の方は風雨による汚れと、日照による色落ち、色褪せがかなり目立つ一方で、スギ材の方は材料と塗料がようやく一致したのか、「最高」の状態になっておりました。素人のかみさんも以前よりも今の方がきれい！との一言。年明けにもう一度行って見ようかと思っております。一日一日違った表情を見せてくれる「木」とはほんと奥深いものだと再認識させられます。

  2009.08.20

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  木製カーポート塗装工事

  ６年前に建てたＫさま邸　２台用木製カーポートの塗装工事の様子です。場所的に２方が囲まれているためか、塗装の色落ち・木材の腐朽に関しては正直、緊急を要する状況ではなかったのですが、台所のリフォームを行なっているついでに！！と言いましょうか。。。快く承諾を得、塗り替えを行ないました。　　　　　　　　　　　　　　　　　ビフォアーアフターの写真を添付した方が良いのでは・・・。と思いましたが画素数の関係上、完成時のみ添付いたします（あしからず）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やはり２回目ですので同じ色を塗ってもかなり濃くなった感じがします。これも木製カーポートならではの長所で、アルミカーポートとは違い、１日１日違った表情を見せてくれ、更に塗り替えをすることで新築時とはこれまた違った色合い・表情を見せてくれます。画面ではよく分りませんが、土台の下に基礎パッキンが敷いてあります。これは正解でしたね。基礎と土台の間にすき間が出来て、風通しが良くなり腐朽は全く発生しておりません。「アルミカーポートには負けてないぞ」を再確認・再認識いたしました。Ｋさまありがとうございました。

  2009.08.04

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  土蔵修繕

  土蔵の北側の壁がドサッと落ちてしまったので、一度見て欲しいとのお電話。現場へ行ってみると、いやぁこれはひどい！！　土の厚さは約１０ｃｍ。長年の風雨に耐え切れなくなったのでしょうか！？建物中央部分の壁がほとんど落ちております。　　　　　　　　　　　　　　　一方こちらは東側面。ほとんど被害はありません。この辺り南北方向の風が強い反面、東西方向特に東の風はほとんど吹きません。今回被害のあった北側の反対側（南面）は数年前に既に補修済み。このことからみても土蔵造りの敵は風なのでしょうか？　　　　　　　　　　　　　　　重要文化財的な建造物でしたら、１年以上の日数をかけシックイなどで補修をしたいところですが、施主さまいわく農機具置き場ということですので簡単な修理を行うことに・・・。簡単に思っていたのですが、土をすべて落としてみると・・・ＳＯＳ　柱が半分以上腐っていて薄っぺらくなっているではありませんか！！３尺ごとに柱は建っているのですが、すべて腐朽しております。これでは地震がきたら大変ということで、施主さま、大工さんと緊急打合せ。結果、耐震補強を行うことになりました。以下３枚の写真をご覧下さい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手で触っただけでもポロポロと・・・。新しい柱（スギ４寸角）を古い柱や土台、桁などに抱き合わせ、ボルトと金物でしっかりと留め付けました。これでひとまず安心です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009.06.11

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• 大工職人のこだわり

  新しいホームページの作製に取りかかっているのですが、先日「大工職人のこだわり」を、まの当たりにした事件！？がありました。大工道具の名前や使い方を写真と解説付きで載せようと思っており、つい先日その写真を撮りに来られた時のこと。「かんな」や「のみ」などを大工さんが実際に使っている風景の手元の部分だけを撮影したいのですが、手元だけだと大工さんの手に隠れて道具がよく写らない！！そこでもう少し手をどけてくれませんか？の要望に・・・うちの大工さん・・・「いや、この道具はそんな持ち方じゃない！」カメラマン・・・「分るのですが、肝心の道具が手で隠れて写らないので・・・。」うちの大工さん・・・「本来はこのように持つんだ！！」カメラマン・・・「撮影用ですので・・・。」小さな事件でしたが、大きなこだわりを見た感じが致しました。

  2009.03.06

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  物干し場

  物干し場が完成しました。屋根・壁はポリカ波板、床はヒノキ材　厚さ１５ミリ　　　　　　　　　　　　サッシ・扉等は、既設品を再利用したこともあり、総工事金額は約１８万円と結構安くつきました。広さは４．５畳弱あるので、洗濯物は結構干せると思うのですが・・・しばらくすると、ちびっ子達の遊び場になるような気がしてなりません・・・。

  2009.02.06

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  物干し場増築工事

  　　　　　　　　弟夫婦の家の物干し場を造っているところです。子供が２人（やんちゃ坊主２人）いるので洗濯物を干すスペースがだんだん手狭になってきたということもあり、外部に少々増築しているところです。アルミ製か？木造か？見積りを取ってみると、明らかに木造の方が安くつきました。金額面においても間取りの自由度においても、「木」でそして「大工さん」に造ってもらうのが１番。屋根はひとつにし、半分は物干し場、半分は自転車置き場兼タイヤ置き場にする予定。柱、屋根タルキ、桁等に黒っぽいキシラデコールを塗れば、長持ちするし、見た目も良いのですが・・・。施主さま曰く、金銭面の都合により塗装工事は割愛するとの事

  2009.01.30

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  雁木工事

  「雁木」「がんぎ」と読みます。東北や北信越などの積雪地方で、軒先からひさしを長く張り出し、その下を通路として積雪中でも人々が通行できるようにしたもの。地方によってそれぞれ名前、読み方は違うようです。　　　・軒裏の仕様は、化粧タルキ・化粧桁・タルキ掛けなど全てピラー材　　　・屋根は銅板葺き　　　・２本の柱は、コンクリート打ち放しの上にステンレス柱脚金物を履かせてあります。　　　　スリットを２ケ造ることで、田舎っぽくない　軽い感じになったと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009.01.22

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• 税制・確認申請等講習会

  今日は、（社）富山県建築組合連合会が主催の講習会に参加してきました。建築組合連合会とは、大工さんや板金屋、瓦屋さんなどなど「家」を造る職人たちの組合です。　　研修内容は、（１）平成１９年度税務研修会　　　　　　　　　（２）建築基準法一部改正に伴う研修会　の２本立てです。堅苦しい題名ですが、結構充実して勉強することができました。そして驚いたのは、講習会には付き物の、講習後の質問タイム　　私もいろんな講習会に参加しますが、大抵の場合は質問者ゼロ。。。（みんな早く帰りたいのであろう・・・？）　しか～し職人さん達は一味も二味も違います。もぉー質問攻め。。。時間の関係上、質問は一人にひとつと事務局が言っているのも聞かず、２問も３問も。。。マイクを離しません。飲み屋の酔っ払いオヤジがカラオケのマイクを譲らないのと一緒でした。しかしこれも仕事熱心の現れです。大工だからとカナヅチばかり持ってても飯が食えない昨今です。法律を知らないと死活問題ですからね。今日はいろんな事を学んだ気がします。

  2007.11.02

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  建て方のあと

  　　　　　　　　　　　木曜日に建て方を行ないました。　　　　　　　　　　　梅雨の真っ只中にもかかわらず、幸いにも雨が降らず大変ラッキーでした　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　屋根の上から見る景色は最高です。　　　　　　　　　　　　　　　良い眺めを施主様よりも早く見ることができるのですから、　　　　　　　　　　　　　　　ほんと大工冥利につきます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと変わっているかも知れませんが、完成写真のほかに、屋根の上からの周辺写真も施主様にさし上げるようにしております。これが結構好評なんですよ

  2007.07.14

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  遊具組立て

  公園に設置してあった遊具（木製）がかなり腐朽したということで取り替える事に・・・。　　　　　　　　　　　　「木」はどれだけ防腐塗料を塗ってもやはり腐ってしまいます。右側が現在まで使われていたもの。左側が今度取り替える丸太。一方のタイヤはそんなに被害はありません。しかしボルトはサビています。先日のジェットコースター事故もそうですが、「定期点検」の大切さを　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この丸太とボルトを見て再認識いたしました。

  2007.05.15

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  地震被害

  地震の被害が・・・　　　　　　　　　　　昔ながらの板塀が傾いた為、ちょっとだけ補修を行ないました。　材質は「青森ヒバ」です。最初のうちは古いところとは色が全く違いますけど、そのうちいい色になってきます。この辺が「木」のいい所でしょうかね

  2007.04.06

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• 人間ｖｓコンピューター

  将棋界の７大タイトルの中で最高峰と言われているのが「竜王」現在この竜王のタイトルを持っているのが渡辺明先生。（先生といっても２１歳だったかな？）先日興味深い対局が行なわれました。　　　　　　　　　　　　　「竜王」ｖｓ「コンピューター」気になる結果は・・・人間の渡辺竜王の勝利しかし途中までは劣勢だったらしい恐るべし最近のコンピューター。チェスのコンピューターはすでに人間に勝ってるからスゴイ。なぜ「チェス」では人間に勝てて「将棋」では勝てないのか？？？理由はルールの違いらしいです。チェスは相手の駒を取ったらそれを使うことができないが、将棋は相手の駒を取ると自分の駒として再利用できる。。。この違いにより、何手か先を読む計算のスピードと範囲がチェスとは全く違う点らしく、それによりどうしても勝てないらしいです建築でも同じような事が言えますよね。プレカットよりも大工さんの手刻みの方が明らかにきれいで強いのと同じです。人間の脳ってどうなっているのか？神秘的です。

  2007.03.23

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  薪置き場

  「敷居が高い」と言うお声をよく耳に致しましたので、今回は小工事　（大工さんならでは工事）を載せてみました。このお宅は冬場に薪ストーブを使用されるので、燃料の薪の仮置き場を造ってみました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　着工前　　　　　　　　　完成　屋根は瓦を葺きました。　一部ガラス瓦を使用。明るいです大工さんのオーダーメイドアルミ製とは違ってどことなく温かみがありますよね。施工費は？？十万円（もちろん片手ですよ）

  2006.12.05

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  板塀（下見板張り）完成

  先日ブログに書いた「何をしてるのでしょう？」・・・がとりあえず完成しました。板をバーナーで焼き、ブラシでこすり・・・を何度も繰り返して杢目を浮き出させた「板」を使っての外壁が一応完成です（実際は上の壁をしっくい調の白壁を塗って完成です）この家は平屋造りなので、こういった和風の雰囲気がピッタリです。お客様大満足でした。その顔を見ることが「生きがい」です（ちょっと格好よくまとめてしまいました）

  2006.11.15

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  何をしてるのでしょう？

  問題さてこの人は何をしてるのでしょう？　　　　　　　　　　正解は「家」の外壁に使う板を造っています。「木」を薄くスライスしたものをバーナーで焼きます。そして焦げ目がついたら金ブラシでこすります。それを何度も何度も繰り返すことによって「木」の杢目がはっちりと浮き出てくるんです。本来は長い時間経つことにより「木」がだんだん痩せてきてその内、杢目が出てくるのですが、今回のこの仕事は短期間でそれを造ってしまう、大工さんならではの昔からの方法です。最近ではホームセンターに行くとすでに焼き色がついた製品が出てますよね。今回のお客様は「木」が大変好きな方でしたので、既製品ではなく昔ながらの本物志向でやってみました板だけではよく解らないと思いますので完成したら又写真に載せますね

  2006.10.28

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  若い夫婦が住宅を依頼する際の危険性？

  鴨居（かもい）とはなんぞや？かもいは和室の中にあります。障子やふすまがはめ込んである、２本のミゾがついている木のことです。（この説明の方がわかりにくいかも・・）写真をご覧あれ。指差し部分です。逆に下にある同じく２本のミゾがあるものを敷居（しきい）と呼びます。かもいやしきいは、よく耳にしていると思いますよ。例えばかもいの場合　　　　　　　「身長が高いので頭がかもいにぶつかりそうだ・・・」　　　　しきいの場合　　　　　　　「この家のしきいは２度とまたがせないぞ」とか　　　　　　　「あのお店は高級だから何となくしきいが高いよね・・・」などなど。。。　　　　　　　そこで私なりの警告、警鐘ですが、住宅の各部分の名称、ちょっとした基礎知識を知らずに家を購入される方（特に若い人）がかなりおられる。。「家」１件建てるのにどれ位の部品が使われているかご存知でしょうか？約１万種類の部品、材料が使われている。。。と言われております。（ちなみに１番多くの部品が使用されているものはジャンボジェット機だそうです）素人の方が１万種類の部品全てを覚えるのは不可能。不可能だから私たちのような「プロ」がいる訳なのですが、せめて５や１０個位は知っておかないと欠陥住宅を高いお金で買うことになるような気が・・・私は１５年ほど前に建築の道に入った訳ですが、打合せにお宅を訪問すると必ず、私よりも数倍も「家」のことを知っているおじいちゃんがいました。プロかな？と思うほど良く知っている。かもい？しきい？なげし？書院？らんま？などなど。。。昔は、近所付き合いが頻繁だったので、よく隣の家へ遊びに行ったりした。その際にその家にはどんな大工さんが入っていて、どの程度の仕事がしてあるのかを見たそうです。だからあんまり安っぽい材料を使ったり下手な仕事は出来なかった（見栄）。それが今では近所付き合いもなくなってきて、他人の家の玄関までは入るが内部までは入らない。入らないので他人がどんな家を建てているのか分からない、そして知識がない。イコール安っぽい家を高く購入してしまう。安いものを買い物して失敗したと嘆くのはまだかわいいものです。例えば友達にあそこのラーメン屋が美味しいよ。。と言われて実際に食べてみるとあまり美味しくなかった。よくある事かもしれません。しかし例え失敗してもラーメン１杯高くても１０００円。しかし住宅の場合は安くても１０００万円。金額が違いすぎます。難しいことは分からないので、建築士さんに全てお任せします大変有難い話なのですが・・・・建築をやっている者としては寂しい時代になったようです。　　　　　今日は「へそ曲がり」なことを書いてしまいました

  2006.09.20

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  花嫁の父

  ある会合の前に、腹ごしらえと思い、嫁さんの父が営むカレー屋さんにいってきました。「超」が付くほど頑固なオヤジで写真のカウンターは「青森ヒバ」で、厚さが約１０ｃｍ幅は広い所で６０ｃｍあります。材木屋さんにいって丸太ごと２本買いました。材木屋さんに「こんな高い材料何に使うの？」と聞かれ、「カレー屋のカウンターに使います」って言ったらびっくりしてました高級な数奇屋住宅に使うのかと思ってました・・・って。突拍子もないことを言うオヤジです。

  2006.08.30

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