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カテゴリ:仕事関係
しかしながら中国では履歴書を基に面接しても全く成果なし。”日本語日常会話OK”みたいな事を書いてあるが、話すと全くと言っていいほど、会話ができない。つまり履歴書は殆んど当てにならないのだ。 この事に気がつくまで11日間を費やしてしまった。”まったく、何だよ!”と言う感じである。この教訓を経て、いささか遠回りであるものの、こうなったら直接不動産会社を1件1件、お客さんのふりをして訪問し、 各営業の接客態度や、仕事に対する姿勢を見てやるぞお!と思い、昨年9月から12月初めまでアモイにある不動産会社を計388件訪問し、現在では450件を超えている。 当然私と相方は、徒歩で訪問しているので、かなり体重が減った。その結果、候補に選ばれた店長になるべく候補に上がったのは、たった4名、営業候補は5名だった。絶対妥協はしたくない人材選び・・・ 私は日本でも人選時は、その人間の”目と自然な笑顔”を見て判断してきた。国内外問わずこの2つはその人間を壁で隠すことのできないもの。仕事の向き不向きは私にとっては別問題。 この2つが、生き生きと、そして光り輝いている人間は教え方次第で無限大に成長する。仕事が出来る人間も当然必要だが、人選時に仕事が出来るかどうかは日本でも中国でも分からない。 仕事の人選時でなくとも、私は”人として”この輝きがある人が大好きだ。仕事は経験すれば誰でも覚えられる事。人として成長し、輝きを放つのは難儀な事。 ゆえに私はこの人としての輝きのバロメーターとして”目と笑顔”で判断してきたのだ。 おととい店長候補の中国人女性に初めてオファーをした。現在の彼女の事情も考慮し、正月過ぎの3月上旬位に返答してくれるように頼んだ。結果は”神のみぞ・・”である。 返答が残念な結果になったとしても、その時笑顔で満足している自分の顔が、ふと脳裏に浮かび、今まで訪問した不動産会社の名刺を手に取ってじっと眺めていた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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