我が子ながら情けない!
木曜の夜のことです。長男は大学の付属高校なので付属推薦で進学するのですが、付属推薦は他の推薦よりも早く行なわれるので志願書が配られました。志願書を記入していた長男が「この受領書添付欄が小さいんだけど、どうすればいいの?」「・・・その用紙を見せて!」と言って部屋に取りに行かせました。「まずここに住所と名前を書かなきゃ」「それはわかるけど、これって点線で切り離していいの?」「・・・・銀行に行ってからね」「・・・銀行?このまま貼るんじゃないの?」「銀行でお金払ってからだよ。いつ提出?」「月曜日」「今日休みで遊びに行ったんだから、ついでに行ってくればよかったのに!」「じゃあ、明日行くよ!」「明日、学校でしょ?」「学校の帰りに、行ってくる。」「何時に終わるの?」「3時過ぎ」「銀行は3時までだよ」「じゃあ、土曜か日曜」「土日は休み」「じゃあ、インターネットで・・・」「インターネットは受領印押してくれないでしょ」「じゃあ、どうすればいいの?」「明日の9時から3時の間に銀行の窓口に行くの!」「えっ!じゃあ、行ってきてくれる?」「しょうがないから行ってくるよ」「お願いします・・・」どうやら振込み用紙の意味をわかっていなかったらしい。主人と自分たちはどうだったか話しました。自分で資料を取り寄せて、写真屋さんでサイズを指定して写真撮って、親にはお金を出してもらっただけでした。主人と嘆きあいました。金曜日の夕方、帰宅した長男の話によると、振込用紙のことを理解していなかったのは長男だけではなかったそうです。先生が、「用紙が家にあって家の人が銀行に行ける人は電話しなさい。無理な人は火曜日の朝まで待ちます」と言ったそうです。今どきの若いものは・・・などとは言いたくありませんが日本の将来は大丈夫なのかと少し不安になりました。