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『福島の歴史物語」。ただいま、「鉄道のものがたり」を連載しています。

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2013.04.01
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カテゴリ:街 こおりやま
   三春滝桜、カラヤンの故郷(ふるさと)へ

 また桜の季節が巡ってきました。

 2008年4月、読売、毎日、東京、河北、さらに福島民報、民友、その上オーストリアのザルツブルグの新聞に、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生誕100年を記念して国天然記念物の日本三大桜の三春滝桜、山梨県の山高神代(やまたかじんだい)桜、岐阜県の根尾谷薄墨(ねおだにうすずみ)桜がカラヤンの墓地および邸宅や公園へ植樹された、と報道されました。大の親日家のカラヤンを讃える企画であるとして、関係者は日本とオーストリア交流の象徴と喜び合いました。

 三春町にもカラヤン財団やザルツブルグ市から「カラヤンが好きだった日本とオーストリア交流の象徴とするために滝桜の子孫樹が欲しい」との要請があったのです。三春さくらの会(柳沼一男会長・会員430人)では種から3年ほど育てた高さ約2メートルの三春滝桜の苗木を発送し、3月に植樹されました。カラヤンは三春を訪れたことはありませんが、日本の美の代表として滝桜などが選ばれたそうです。彼は11回の来日に加え、勲二等旭日重光章を受章するなど、日本とのゆかりも深い方でした。

 カラヤンはベルリンフィルの首席指揮者、芸術監督をはじめ西洋音楽界の枢要ポストを一手に収めたことから『帝王カラヤン』とも呼ばれ、多くの世界的指揮者、歌手、演出家を指導しました。世界的指揮者の小沢征爾氏なども師事しています。

 『都まで 音に聞こえし滝桜 いろ香を誘へ 花の春風』という歌は、天保6年、前・内大臣大炊御門経久の作ですが、この他にも多くの文人墨客に親しまれてきました。その滝桜は、昭和43年に建設された皇居新宮殿正殿の松の間杉戸絵『桜』(橋本明治作)のモデルともなっています。

 そして奇しくもザルツブルグに滝桜の子孫樹が贈られた年の12月、滝桜を含む14種の花の種が国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に8カ月半滞在させた後に地球へ戻し、無重力状態が発育に与える影響などを調べるという実験が行なわれたのです。なお4月から発売されている滝桜の切手の写真は、私の友人で田村市常葉町在住の渡辺篤太郎氏の作品です。



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最終更新日  2013.04.01 10:55:29
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