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『福島の歴史物語」。ただいま、「鉄道のものがたり」を連載しています。

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2017.04.01
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カテゴリ:街 こおりやま
   祝『街こおりやま』500号

 『街こおりやま』から、2016年12月9日に忘年会を開くという案内があった。毎年恒例の行事でもあり、年に一度、関係者との集まりであるので、私は病を押していそいそと出かけた。

 会場の玄関で渡されたパンフレットを何気なく受け取り、クジで決められた席に座ってから開いてみて愕然とした。それには、こう書いてあったのである。

 『この12月で丁度500号になりますが、創刊から42年となる来年4月号をもって、終刊とさせていただきます』

 淡々と趣旨を披歴する伊藤和編集長、そしてそれに続く同人たちの同意せざるを得ない事情の説明を呆然と聞く寄稿者たち。われわれ寄稿者側としては、只只、受け入れる他はありません。

 『郡山には歴史がない』と言われ続けてきたこの街で、『大安場古墳など多くの古墳がある。古代から人が住んでいた郡山に、歴史のない筈はない』というスタンスで書き続けてきた私の『思いつくまま気の向くまま』も、88回、7年以上となった。ようやく中世に入るかというこの時点での彼女の決断は、私にとって大変残念なことであり、これからどうしたらよいかを考えさせられることになってしまった。

足掛け8年の間、『街こおりやま』は、私の創作活動の中心であり、私の執筆活動を育ててくれた場所であった。『街こおりやま』は、私の執筆に対し、何らの異を唱えず、自由に任せてくれた。本当に感謝している。

折角の料理に舌鼓を打ちながら、暫し歓談、時間も延長された後の記念撮影で、忘年会が終了した。
 料亭の玄関を出る時、私は彼女に声をかけた。

「また面倒な相談に行くからね」
「あぁ、どうぞどうぞ」

 私はこの返事を聞いて、『彼女は決してこのまま埋もれはしない』と思い、安心した。恐らく彼女は、不死鳥のごとく蘇り、何らかの形で羽ばたく筈である。今この時にあたり、彼女に言えるのは、「長い間ご苦労様でした」ということのみである。

 ともかく、504号の終刊おめでとう。そして和さん、近いうちにまたお会いしましょう。




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最終更新日  2017.04.01 07:45:04
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