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カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
久しぶりに視聴した「関ジャム完全燃SHOW」の3/3放送分のお題はBUCK-TICK。
Xと並んで「元祖ビジュアル系」と評されたバンドの魅力を出演者が語る。 昨年Voの櫻井敦司が死去。改めてBUCK-TICKの魅力を再検証するというもの アーティストゲスト 西川貴教・綾小路翔・Die(DIR EN GREY)・NOBUYA(ROTTENGRAFFTY) トークゲスト 高橋茂雄(サバンナ) BUCK-TICKは1984年群馬県で結成され、1987年にインディーズレーベルの「太陽」から「HURRY UP MODE」をリリース後、ビクター/Invitationからメジャーデビュー。1988年にメジャーシングル1号の「JUST ONE MORE KISS」がラジカセのCMソングに採用。このCMには本人が出演している上、キャッチコピーの「重低音がバクチクする」が受けてブレイク。第30回日本レコード大賞新人賞を受賞。1989年に「TABOO」、1990年に「惡の華」のリリースで人気は不動のものに。解散・メンバーチェンジも行わず今に至っている BUCK-TICKの母体はスターリンのコピーバンドであること、今井寿の不祥事で謹慎という形で半年間活動停止した・・と言う話、ディスコグラフィに「HURRY UP MODE」は取り上げられず。 1980年代後半は空前のバンドブーム。バンドムームの中デビューしたグループもいくつか紹介。 1981年にLOUDNESSがデビューしてからは44マグナム、(番組では取り上げられなかったが)X-RAY、VOW WOW、EARTHSHAKER等のHR/HMバンドがデビューしてジャパメタブームが起こり、この後はBOØWYのブレイクでビートロックが流行(?)し、87年はBUCK-TICKのほかはZIGGY、UNICORN、ブルーハーツがデビューしたが、UNICORNは「Maybe Blue」はかっこいいのに、アルバム「服部」でおふざけに走ったのは納得出来ないなぁとサブスクで「服部」を聞いた時に感じた。 ラストは貴教さんが出ていたってことで、貴教さんが在籍してた「Luis-Mary」を取り上げて締め。 歌詞の魅力として「ゲルニカの夜」(アルバム「No.0」収録曲)を取り上げ、この歌は小説のようだと出演者が評価。歌詞を見るとドイツのスペイン爆撃がどれだけ悲惨だったかが理解できた。 櫻井さんのプライベートはどうなってる?って話が出てきた。共演歴のある貴教さん、綾小路さんは「フレンドリーな人」と評していた。 ライブのMCはしない主義らしい櫻井さんだが群馬のコンサートホールで母親との思い出話を語ってる映像が流されていた。(櫻井さんの母は1990年に死去。「JUPYTER」「さくら」は櫻井さんの母親に対する思いが書かれている) BUCK-TICKはアルバムごとにコンセプト(特に音楽性)が異なるが、「狂った太陽」「darker than darkness -style 93-」「Six/Nine」「13階は月光」等を取り上げて紹介。 「Six/Nine」はインダストリアルを採用してるが、後で今井さんはSOFT BALLETの藤井さんと組んでるからなぁ。「13階は月光」はコンセプト物に挑戦。…と多彩。それをチャートに踊らされず、自分の美学を貫いて作ってるんだから。 最後は櫻井さんの死後開催された武道館ライブ「バクチク現象」のことを紹介。 櫻井さんの映像(ビデオ映像・立体映像)を使い、他のメンバーが演奏、コーラスを重ねて展開する…というもので、今井さんは「BUCK-TICKは続けます」と言ってたが、どんな活動形態になるのだろうか? 今回のお題を見て同じ「元祖ビジュアル系」でもXは過大評価されすぎでBUCK-TICKは過小評価されてるのでは?と思う。 狂った太陽 [ BUCK-TICK ] BUCK-TICK / 十三階は月光(通常版) [CD] Six/NiNe [ BUCK-TICK ] No.0 (通常盤) [ BUCK-TICK ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 10, 2024 10:08:45 PM
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