テーマ:映画と原作(83)
カテゴリ:映画 邦画
陽気なギャングが地球を回す - goo 映画 陽気なギャングが地球を回すDVD プレミアム・エディション ストーリー かもめ銀行。 電話を受けたひとりの銀行員・朝倉が 『爆弾が仕掛けられています。早く逃げて!』 と叫んだ。一目散に銀行から居なくなる人々。 残ったのは朝倉の他、居合わせた男女4人。 その内のひとり成瀬が、銀行の金を狙った朝倉の狂言を見破った。 実はこの4人。それぞれにちょっと変わった特技を持っていた。 嘘を見抜く成瀬、スリの天才・久遠、演説のエキスパート・響野、 完璧な体内時計を持つ雪子。万事休すの朝倉を前に、彼らは思った。 『自分たちならもっと上手くやれる!』 解説 直木賞候補作「魔王」などで、今や押しも押されもせぬ人気作家の 伊坂幸太郎が2003年に発表した人気作品の映画化。 伊坂作品の最大の魅力ともいえるスピード感を損なわぬ演出を見せたのは、 前田哲監督。伊丹十三、阪本順治、周防正行ら名監督の下で助監督として鍛えた 演出力を発揮している。 また、本作を魅力的なものにしているのは、なんといっても豪華な主演者たち。 立っているだけで様になる粋で痛快なギャングたちを誕生させた。 中でも注目なのがスリの天才に扮し、映画デビューを飾った松田翔太。 故・松田優作の次男であり、兄はすでに数々の日本映画に出演している 松田龍平。 佐藤浩市らベテランを前に全く動じることなく、飄々とした演技を披露しており、 この先が非常に楽しみだ。 監督:前田哲 出演 大沢たかお (成瀬) 鈴木京香 (雪子) 佐藤浩市 (響野) 松田翔太 (久遠) 大倉孝二 (地道) 古田新太 (田中) 松尾スズキ Yahoo!ムービー陽気なギャングが地球を回す 関連記事 原作を先に読んだので、少し物足りなかったです。。。 それぞれのキャラクターのイメージも原作を読んでた時に 自分の中で固まっていたので、成瀬のイメージが~~?? 大沢たかおさん・・・悪くはないんですが、ちょっと違うかなぁ~ 設定もちょっと違ってました。 原作は響野と成瀬は昔からの知合いなんですが、映画は違ってたと思う。 雪子の子供の年齢も違うし、成瀬の子供は出てこない・・・。 そして嫌だったのは、成瀬と雪子の「LOVE」 これはいらないでしょ!! 銀行強盗は、4人の能力を有効に使い、スマートにやり遂げ。 雪子の運転で逃走するのですが・・・。 途中でお金を横取りされてしまう。 それを取り返す為の成瀬の計画が最高でした!!スカッとします。 そうそう、原作には出てこなかったと思いますが、 成瀬の上司役の松尾スズキさんがいい味出してました。 原作より映画の方が軽いノリに感じました。 色々文句を言いましたが、それなりに楽しめましたが~。 陽気なギャングが地球を回す 著者: 伊坂幸太郎 出版社: 祥伝社 サイズ: 文庫 ページ数: 394p 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を持つ女。 この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった・・・はずが、思わぬ誤算が。 せっかくの「売上」を、逃走中にあろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に 横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り」、そして死体も出現。 映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! = 裏表紙より = 成瀬、響野、雪子、久遠、それぞれのキャラクターが個性的で 読んでいて飽きませんでした。 私は、頭がキレて冷静な成瀬が一番好きでした~ 目次が面白いのでいくつか紹介しますね。 第一章 悪党たちは下見のあとで、銀行を襲う 「犬の吠える相手が泥棒とは限らない」 第二章 悪党たちは反省を行い、死体を見つける 「税金と死ほど確かなものはない」 ・ ・ ・ と第四章まであります。 そしてそれぞれの「章」は成瀬・響野・久遠・雪子と4人の名前で 細かく分かれて話が進んでいきます。 そして、辞書を引用してます。でも著者が脚色して書いてあるそうですが。。。 した―み【下見】 あらかじめ見ておくこと。下検分。 他人よりも先んじて旅行、もしくは食事を行うための名目。 「―の時は晴れてたんだがなあ」 かいわ【会話】 二人あるいは少人数で、向かい合って話し合う事。 また、その話。成立することは困難。どちらかが満足を得ると、どちらかは忍耐を強いられる事が多い。。 クスッと笑えます。 銀行強盗は悪い事なのですがそれをスマートにやり遂げ、 そして横取りされたお金を取り返す方法なども「オー!!やったね!!」 とスカッとします。 これは断然、原作の方が良かったと思います。 今まで読んだ伊坂作品はダークで重い部分があったりしますが、 この作品はそんな所はなく面白かったです。 映画も原作もスカッと爽快な感じがしました。 続編 陽気なギャングの日常と襲撃 著者: 伊坂幸太郎 出版社: 祥伝社 サイズ: 新書 ページ数: 273p 人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男、演説の達人響野は「幻の女」を探し、 正確無比な”体内時計”の持主雪子は謎の招待状の真意を追う。 そして天才スリの久遠は殴打される中年男に--- 史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたばらばらな事件。 だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」」と奇妙な 連鎖をはじめ・・・。 絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス! 伊坂ブームの起爆剤にして、映画化で話題の「陽気なギャング」 ここに待望の復活! = 裏表紙より = 第一章 悪党たちはそれぞれの日常を過ごし、時に、他人の世話を焼く。 「巨人に登れば巨人より遠くが見える」 「ガラスの家に住む者は、石を投げてはいけない」 「卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない」 「毛を刈った羊には、神も風をやわらげる」 ・ ・ ・ こちらも第四章まであります。 読み始めて、あれっ・・・前作より面白くないかも・・・ と感じましたが、読み進むとやはり面白かった。 4つの事件がひとつに繋がって。。。 前作よりサスペンス色がつよいかも。。。ピンチにもなり、ハラハラ。 成瀬と響野の会話は面白いです!! お互いの性格を熟知しているからこその会話にクスッとしました。 相変わらず4人は凄かったです。 特に成瀬の綿密な計画にはビックリでした。 とても面白く飽きずに読むことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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