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祈りとは 救いの道か、 それとも 破滅の河か― 蛮幽鬼公式HP 『蛮幽鬼(ばんゆうき)』公式ブログ 劇団☆新感線オフィシャルHP Inouekabuki Shochiku-mix『蛮幽鬼』 天空を覆う星降りの雨の夜、 閃く裏切りの刃が人の心の誠を切り裂いた。 一瞬にして全てを失った男は、闇の底で祈り続ける。 神よ。 天地を司る荒ぶる神よ。 我にこの辛苦を耐え忍び、無念を晴らす力を与えよ。 そして闇の中、新たな友と出会う。 全身から血の匂いを漂わせ彼は語りかけた。 切り開け、自分の運命を。そして壊せ、お前が気に入らぬもの全てを。 神の心に背く邪悪な者たちを、憤怒の炎で燃やし尽くせ―。 だが、その大いなる憎悪の前に、 地上の神―この世を治める大王が立ちはだかった。 =チラシより一部抜粋= 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演 上川隆也・・・・・・・・・・伊達土門(だてのどもん)/飛頭蛮(ひとうばん) 稲森いずみ・・・・・・・・京兼美古都(きょうがねみこと) 早乙女太一・・・・・・・・方白(かたしろ)/刀衣(とうい) 橋本じゅん ・・・・・・・・稀道活(きのどうかつ) 高田聖子・・・・・・・・・・ペナン 粟根まこと ・・・・・・・・音津空麿(おとつのからまろ) 山内圭哉・・・・・・・・・・稀浮名(きのうきな) 山本 亨 ・・・・・・・・・・・遊日蔵人(あすかのくらんど) 千葉哲也・・・・・・・・・・京兼惜春(きょうがねせきしゅん) 堺 雅人・・・・・・・・・・・サジと名乗る男 18日に、『蛮幽鬼』を観に行ってきました。 今頃のアップですが・・・ 舞台の感想を書く前に、ちょっとした出来事があったので、先ずはそれから・・・・ 12時開演だったのですが、時間があったのでお茶を飲む事にし、 演舞場の前の喫茶店へ入りました。 暫くすると、喫茶店のドアから堤真一さん他2名が入ってきました。 堤さんは、真っ黒なニット帽をかぶり、真っ黒なTシャツという 黒ずくめのお姿でした。 私たちが座っていた席の前の前の席にすわりました。 私の席からは、後姿が見えました。 喫茶店の中は、ガラガラでしたが誰も騒ぐ事はせず冷静でしたので、 私も冷静にただ見つめる事しかできませんでした・・・。 TVで観るよりお顔が小さく感じましたよ~。 舞台の感想 簡単に紹介します。 ストーリーは「モンテ・クリスト伯(著者アレクサンドル・デュマ)」 「巌窟王」がモチーフとなった復讐劇でした。 どちらも読んでませんし、おまけに下調べもなくの鑑賞でした。 上川隆也さんの舞台を観るのは初めてでしたが、 友人に裏切られる(伊達土門(だてのどもん))と10年の投獄の末、脱獄してから名前を(飛頭蛮(ひとうばん))に変え復讐鬼となり生きる男を、 切なく哀しく演じてました。 堺雅人さんの舞台を観るのも初めてでした。 ずーっと顔に笑顔を浮かべながら、人を殺める(サジと名乗る男)を美しく不気味に演じてました。 舞台で殺陣をやるのは初めてとのことでしたが、殺し屋の一族からも恐れられてた殺し屋を、無駄な動きがなく優雅な動きで演じてました。 堺さんの笑顔って、笑顔の下に隠されてる怒りだったり、 悲しみだったりと色々な表情があるんですよね。 この役は(運命を背負って生きる殺し屋)堺さんにピッタリでした。 殺される相手が「せめて殺す時は笑顔をやめてくれないか?」 と言うほどです。 この場面は、劇場内で笑いが起こりましたが・・・ 早乙女太一君は動きが、さすがにキレイでした。 殺陣も一人だけ舞ってる様にキレイで、はじめは違和感を感じましたが、美しいものは見ていて気持ちがいい物で、そのうちに慣れてきて堪能してました。 稲森いずみさんは、兄を殺したのが愛する人だったと偽りを聞かされ、か弱い女性から、民のために強くなっていく女性を上手く演じてました。 そして、橋本じゅんさんは、期待を裏切ることなく良い味を出してました。 観客を巻き込んでの掛け合いのコーナーがあり、「皆がやってくれるまで、芝居は進まないよ!!」と言うので会場が一体となり、私も皆と一緒にやって盛り上がってきました。 言葉は忘れちゃいましたが・・・ 息子の稀浮名(きのうきな)を亡くした時の悲痛な演技は涙を誘いました。 高田聖子さんは、あややに似てると私は以前から思ってました。 彼女は異国の女性を演じてましたので、片言の言葉で、 笑わせてくれたり、最後は泣かせてくれました。 彼女が演じたペナンの最後も悲惨で涙を誘いました。。。 この芝居は、復讐劇なので、殆どの人が死にます・・・。 死んでも同情の余地なしの人もいますが、悲しい死もありました。 それぞれを演じる役者さんは壮絶で、さすがでした。 舞台から迫力が伝わってきて、胸が熱くなりました。 最後は希望が見えた終わり方だったので少しは救われました。 今度、DVDと本も読もうかなと思ってます。 カーテンコール数回と、スタンディングオベーションと満足の行く舞台でした。 欲を言えば、もう少し前の席で観たかった。。。 アレクサンドル・デュマ 作品 ◇新品DVD◇ 02P13Oct09 【エンタメ1016】 【エンタメ1019】 モンテ・クリスト伯 巖窟王(上巻) 巖窟王(下巻) 三銃士(上) 三銃士(下) 仮面の男改訂版
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