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2005.12.30
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カテゴリ:卒業研究
なぜなのか?

『流通』に不都合をきたすからである。

コーヒー自身が身を守ろうと発散する炭酸ガスであるが、焙煎後すぐ詰めたり、粉にして直ぐ包装すると、包装した袋がラグビーボールのように膨らんだり、時には破袋してコーヒーがこぼれてしまう事もある。従って積み上げたダンボールケースも膨張して傾き、終には落下してしまいます。

そこで包装の前に一定時間の間コーヒーから発散する炭酸ガスを逃がす処置がとられる。先月の実験のコーヒーも焙煎後、豆で8時間、粉にして1時間の経過を待って真空パックされています。

袋に針で穴をあけてやれば袋は膨らまないのだけど、その穴から空気に21%含まれる酸素も入ってくる。(コーヒーの風味が劣化するのは酸化が原因)そこでスーパーなどで見かけるOne way valveなども袋に付けられている。これは袋内部の
炭酸ガスは外部に逃がし袋の中には外の空気は侵入しない役目をするバルブであると説明されています。

しかし不完全もあり(同じ棚の商品で膨らみのあるものもぺっちゃんこのものも見かける。)所詮カモフラージュ?  穴があいていることは事実である。

この広場で家庭焙煎をされている方や、町のコーヒーやさんで煎り立ての物を
週一で買う消費をされている方には無縁な話しでした。






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最終更新日  2005.12.30 16:56:32
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