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カテゴリ:タイガース背番号史
背番号20(その8) 背番号20の最終回第8回です ようやく最終回にたどり着いたね 今回は4人です 10年以内のことだから皆さん覚えてるよね? 球団創設から現在の森木大智投手を含めて26名の選手が「20」を着けました 背番号「19」は16名だったから10人も多いのね 10年以上着けたのは(その5)で紹介した伊藤文隆さん一人だけで それもちょうど10年間だったのよ ということは「20」を着けた人には長期にわたってチームを支える中心選手がほとんどいなかったことになるわ 森木投手は高校から入って2024年が入団3年目になるけど、今季は一軍でバンバン投げてほしいよね ずっとファームにいてはファンが「20」を見る機会が遠のいちゃうからね ロマン・メンデス 投手 ドミニカ共和国サンペドロ・デ・マコリス出身。2007(平成19)年7月にボストン・レッドソックスとマイナー契約してプロ入り。 2010(平成22)年にトレードでテキサス・レンジャースに移り、2014(平成26)年に初めてメジャーに昇格し30試合で0勝1敗、防御率2.18の成績を残したが、2015(平成27)年の途中にボストン・レッドソックスへ移籍。 日本へ来る前年の2016(平成28)年はメジャー昇格がなく、3Aポータケットで32試合に登板。4勝2敗2セーブ59奪三振・防御率3.38という数字が残っている。 2016年11月27日に1年契約でタイガースに入団。背番号「20」が与えられた。外国人投手はランディ・メッセンジャーとマルコス・マテオがすでに契約済みで、ラファエル・ドリスは手術後の状況が不明なため未契約。その保険としてメンデスと契約したようだ。 191センチの長身から投げるストレートは威力があり、触れ込みでは最速162キロという剛腕が自慢の右本格派投手というものだった。 その甲斐あって、腰の張りによってマテオが抹消されると7月22日に一軍登録されて5試合に登板し1ホールド1失点の結果を残す。しかしマテオが回復すると7月31日には登録抹消されてしまう。 8月11日にメッセンジャーと入れ替わって再び登録され3試合に登板するも計8失点と打ち込まれ、わずか5日で抹消されてしまった。 その後もウェスタンでは投げ続け、最終的にリーグトップの23セーブを記録したのは評価できる。まだ27歳で伸びしろも感じられるためシーズンが終わるとフェニックスリーグに派遣されて出場しており残留の可能性があると思われた。しかし結局12月2日に自由契約となって退団している。 タイガースでの成績は8試合0勝0敗1ホールド9奪三振、9回2/3を投げて自責点7、防御率6.52だった。 ウィリン・ロサリオ 内野手 ドミニカ共和国ボナオ出身。2006(平成18)年にコロラド・ロッキーズとマイナー契約しプロ入り。アメリカ時代は主として捕手だった。 2011(平成23)年に初めてメジャーに昇格し16試合に出場している。2012(平成24)年から2014(平成26)年までの3年間は、いずれも100試合以上に出場し、本塁打も28本、21本、13本と長打力も見せており、メジャー5年間で71本塁打を放っているところは大きな魅力だ。 2015(平成27)年には出場が87試合に減ってしまい、韓国に新天地を求めて海を渡る。 2016(平成28)年はハンファ・イーグルスに所属し、127試合に出場、打率.321、33本塁打、120打点と大活躍。 他の外国人選手と同様にインコースを攻められたあと、外へ逃げるスライダーに対応できない弱点を露呈し、5月には4番を外されてしまう。 打率は2割5分に届かない上にホームランも期待ほどでないことから6月3日にロサリオの登録を抹消し、同月15日には新たにエフレン・ナバーロを獲得している。 ロサリオは7月17日に再登録されたが打撃は精彩を欠き、8月27日に再び抹消されるとそのままファームでシーズンを終えている。 成績は75試合281打数68安打40打点8本塁打71三振、打率.242では1年で解雇もやむを得ない。韓国での数字は何だったのか?とファンのガッカリ感は半端ではなかった。 中田賢一 投手 福岡県北九州市出身で県立八幡高校から北九州市立大学へ進む。高校時代は130キロ程度だった球速が大学で150キロまで上がり、リーグ通算300奪三振を記録してドラフト候補へ成長すると、2004(平成16)年のドラフト会議で中日ドラゴンズに2順目で指名され入団している。 ルーキーイヤーの2005(平成17)年は開幕からローテーション入りし、15試合で8勝3敗、防御率3.63の好成績を挙げる。 3年目の2007(平成19)年には28試合14勝8敗1ホールドで自己最多勝を記録した。 中日には9年在籍し186試合61勝51敗1セーブ16ホールドの成績を残し、2015年11月6日に国内FA権を行使する。タイガースは熱心に獲得に動いたが、結局は故郷に近い福岡ソフトバンク・ホークスを選択して移籍している。 ソフトバンクでは移籍1年目の2016年に自身2度目の二けたとなる11勝を挙げるなど、6年間在籍して39勝26敗の成績で先発投手として貢献したが、年々成績は落ちており、2019(令和元)年に公式戦わずか1試合の登板に終わると戦力外を通告された。 一度はFAで蹴られた選手だけに、タイガースファンとしては後味の悪い最後だったのではないか。 通算成績は297試合100勝79敗1セーブ16ホールド、1550回1/3を投げて1350奪三振、防御率3.75である。 森木大智 投手 高知県土佐市出身。高知高校時代に甲子園出場はなかったが、3年時にはストレートの最速が154キロに達してプロ注目の投手の一人となっている。 まとめ メンデス投手は保険として契約した感じで、結局は余剰戦力になってしまったようね ファームではかなり好い成績だったのに残留すらできず 何しに来たのやら分からないまま解雇ってちょっとかわいそうだった 背番号21に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます😃
夜半からの雪は上がり、青空が見えてきましたが、空気は冷たく、日中の最高気温は9℃になる予報の東京都清瀬市です。 森木君以外の3人はいずれも活躍できませんでしたね、森木君の今後に期待です。 では、素敵な金曜日をお過ごしください😃 (2024年03月08日 11時03分23秒)
ヒロくん2010さん
コメントありがとう 背番号20はガッカリな人が多かった気がするね 森木君には頑張ってほしいんだけど 今は先発陣がひしめく状況で入り込むすきがないかなあ 時間をかけて伸びていってほしいよね (2024年03月08日 20時55分31秒) |