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86netの南麓日記

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2014年05月14日
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カテゴリ:アカリンダニ

 

何処も分蜂熱でボルティージは上がりっぱなしでしょう、

我が家も今月に入り、ほぼ連日分蜂、

ただ今10群が舞い立ちました。

 今年は分蜂の数が半端でなく多く出ます、

自然群が減り、蜂は群れを増やさねばと言う行動としか受け取れません。

自然界はうまく作用するものとつくづく感じます。

 

今ちまたで話題のアカリンダニ症感染群の話題です。 

蜂友S氏の群れの事例です、

記録がしっかりまとまっていませんが奇跡の生還をした群れです。

 

昨年5月の第二分蜂群でした。

夏場はすこぶる順調に育ち、

秋にはたしか、3段採蜜できた優良群でした。

晩秋に徘徊蜂が小数見られ、

11月半ばから蟻酸50パーを2度投与しました。

 蟻酸投与が遅れて、蒸発がままなりません、

年内に2回投与して春を待ちました。

 

 

14年1月7日、検体を採取した頃の状態です。

S-1群検体、感染率77%でした。

まだ充分に越冬できる蜂数です。

DSCN6211.JPG

 

2月11日、

産卵は始まる頃ですが約1000匹迄減っています。

DSCN6730.JPG

 

3月1日、

危機的状態です、ますます蜂数は減り続けています。

女王は健在でしょうか?、

このころの S-2の検体は75%の感染率でした。

DSCN7292a.jpg

  

そして気温のやっと上がった4月初めから、

再度蟻酸を投与しました。

4月中旬が一番蜂数は減りました。

一番少ない時で約500匹ほど、

しかし少しでも働き蜂が生存してるということは、

女王は産卵可能な状態だったのです。

 

私はほぼ諦め、巣箱の整理をし、

次につなげる勧めをしたのですが、 

S氏はここまでともに暮らした蜂たちに愛着を感じ、

最後まで看取ると5月6日最後の蟻酸を投与する頃、

奇跡か、花粉を運ぶ働き蜂が増えてきたのです。

S氏の思いが通じたのだと思います。

 

そして5月13日送られてきた、巣箱の写真です。

明らかに蜂数は増えています。 

巣板も白く良い色です、

産卵が進んでいる証拠です。

02-DSCN9201 (2).JPG

 

5月16日の写真が送られてきました、

僅か3日でも蜂の増え方は実感できます。

本日検体を採取し、

月曜日に前田様へ送るそうです。

05.16 - コピー.JPG

3段目の巣落ち防止に届きそうとなりました、

天板からは35センチ下迄伸びてきています。

雄蜂はまだ見られませんが、

もう10センチも伸びてくると分蜂しますね。

 

 

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一週間を経過した、 

5月24日、本日の巣箱の内部の写真が送られてきました。

分蜂しそうな雰囲気です。

来週あたりに雄蜂の巣蓋が見られればですね。

04-DSCN9391.JPG

写真が少し大きいですが、

3段目巣落ち防止の針金をすでに巻き込んでいます。

アカリンダニの消滅まじかの群れからの復活、

過去には記憶御座いません。

前田様の感染率検査が気になるところです。

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6月5日の写真が送られてきました。

すでに巣門よりカメラが入りません。 

1-DSCN9534.JPG

底板に付きそうなほど蜂数は増えてきています。

もう分蜂しかねーずら、

コピッと分蜂してくりょうし。

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5月15日に採取した、

検査結果が30日送られてきました。

採取20個体の検体、

3個の感染確認です。

感染率15パーセント。

格段に改善されてきていますが、

働き蜂のサイクルが最盛期となり早いので、

しばらく蟻酸投与を控え、

6月15日に再度検体を採取して感染率の変動を見たいと思います。 

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このまま増え続けると分蜂はしなくとも群れの維持は出来ました。

明らかに蟻酸の効果がある証となります。

5.6.7月と検体の採取を依頼して、

前田様に感染率検査をして頂きます。

 

mailにて送られてきました写真のみですので細部まで解りませんが、

正確な、蟻酸濃度、投与の日時、回数、 写真、

群れの推移等の整理を

 S氏に依頼しました。

 

秋の群馬オフ会にて皆さんにお話できればと思う所です。

 

 






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最終更新日  2014年06月05日 20時19分56秒
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