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テーマ:日本ミツバチ(438)
カテゴリ:アカリンダニ
何処も分蜂熱でボルティージは上がりっぱなしでしょう、 我が家も今月に入り、ほぼ連日分蜂、 ただ今10群が舞い立ちました。 今年は分蜂の数が半端でなく多く出ます、 自然群が減り、蜂は群れを増やさねばと言う行動としか受け取れません。 自然界はうまく作用するものとつくづく感じます。
今ちまたで話題のアカリンダニ症感染群の話題です。 蜂友S氏の群れの事例です、 記録がしっかりまとまっていませんが奇跡の生還をした群れです。
昨年5月の第二分蜂群でした。 夏場はすこぶる順調に育ち、 秋にはたしか、3段採蜜できた優良群でした。 晩秋に徘徊蜂が小数見られ、 11月半ばから蟻酸50パーを2度投与しました。 蟻酸投与が遅れて、蒸発がままなりません、 年内に2回投与して春を待ちました。
14年1月7日、検体を採取した頃の状態です。 S-1群検体、感染率77%でした。 まだ充分に越冬できる蜂数です。
2月11日、 産卵は始まる頃ですが約1000匹迄減っています。
3月1日、 危機的状態です、ますます蜂数は減り続けています。 女王は健在でしょうか?、 このころの S-2の検体は75%の感染率でした。
そして気温のやっと上がった4月初めから、 再度蟻酸を投与しました。 4月中旬が一番蜂数は減りました。 一番少ない時で約500匹ほど、 しかし少しでも働き蜂が生存してるということは、 女王は産卵可能な状態だったのです。
私はほぼ諦め、巣箱の整理をし、 次につなげる勧めをしたのですが、 S氏はここまでともに暮らした蜂たちに愛着を感じ、 最後まで看取ると5月6日最後の蟻酸を投与する頃、 奇跡か、花粉を運ぶ働き蜂が増えてきたのです。 S氏の思いが通じたのだと思います。
そして5月13日送られてきた、巣箱の写真です。 明らかに蜂数は増えています。 巣板も白く良い色です、 産卵が進んでいる証拠です。
5月16日の写真が送られてきました、 僅か3日でも蜂の増え方は実感できます。 本日検体を採取し、 月曜日に前田様へ送るそうです。 3段目の巣落ち防止に届きそうとなりました、 天板からは35センチ下迄伸びてきています。 雄蜂はまだ見られませんが、 もう10センチも伸びてくると分蜂しますね。
***************************************** 一週間を経過した、 5月24日、本日の巣箱の内部の写真が送られてきました。 分蜂しそうな雰囲気です。 来週あたりに雄蜂の巣蓋が見られればですね。 写真が少し大きいですが、 3段目巣落ち防止の針金をすでに巻き込んでいます。 アカリンダニの消滅まじかの群れからの復活、 過去には記憶御座いません。 前田様の感染率検査が気になるところです。 ******************************************* 6月5日の写真が送られてきました。 すでに巣門よりカメラが入りません。 底板に付きそうなほど蜂数は増えてきています。 もう分蜂しかねーずら、 コピッと分蜂してくりょうし。 ****************************************
5月15日に採取した、 検査結果が30日送られてきました。 採取20個体の検体、 3個の感染確認です。 感染率15パーセント。 格段に改善されてきていますが、 働き蜂のサイクルが最盛期となり早いので、 しばらく蟻酸投与を控え、 6月15日に再度検体を採取して感染率の変動を見たいと思います。 ******************************************
このまま増え続けると分蜂はしなくとも群れの維持は出来ました。 明らかに蟻酸の効果がある証となります。 5.6.7月と検体の採取を依頼して、 前田様に感染率検査をして頂きます。
mailにて送られてきました写真のみですので細部まで解りませんが、 正確な、蟻酸濃度、投与の日時、回数、 写真、 群れの推移等の整理を S氏に依頼しました。
秋の群馬オフ会にて皆さんにお話できればと思う所です。
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