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我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

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2009.09.10
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 今日は私の苦手とするバッタを紹介する。ショウリョウバッタ(Acrida cinerea)、直翅目バッタ亜目バッタ上科バッタ科に属す最もバッタらしいバッタの1つである。雌雄で大きさが顕著に異なり、雄は細くて体長5cm位、雌は太めで10cm近い個体も時に見られる。写真のバッタは雌で、体長は6~7cm程度、雌として普通の大きさである。

 このバッタには別名が沢山ある。ショウジョウバッタ、コメツキバッタ、ハタオリバッタ、キチキチバッタ(雄)等は、みなこのショウリョウバッタのことである。写真のバッタは柄のない緑色をしているがこれは緑色型で、他に褐色型があり、この型の場合は多少の斑紋が認められる。雄や褐色型を御覧になりたい読者は此方をどうぞ。



ショウリョウバッタ(雌)1


ハギの木に留まるショウリョウバッタの雌

体長は6~7cm程度でかなり大きい

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 主にイネ科の植物を食べるので、イネ科の雑草が少ない住宅地には普段は現れないバッタである。少し奥の方の畑や草地がある所には沢山居るが、我が家では今まで見たことは多分無いと思う。それが何故か、我が家の庭にやって来た。しかも、留まっているのはハギの枝、イネ科植物に留まっているのを見慣れているので、ショウリョウバッタとハギの組み合わせは何となく奇妙である。

 前の日に大雨が降ったので、雨を避けようとして、こんな所に来てしまったのだろうか。ヒョッとすると、お家に帰れなくて、途方に暮れているのかも知れない。


ショウリョウバッタ(雌)2


横から見たショウリョウバッタ(雌)

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 ショウリョウバッタの複眼を背側から撮ってみた(下)。以前紹介したオンブバッタ(バッタ上科オンブバッタ科)には、複眼の内側に他とは少し異なって見える膨れた部分があったが、このショウリョウバッタの複眼は殆ど均質に見える。


ショウリョウバッタ(雌)3


背側から見たショウリョウバッタの複眼

特に変わった構造は見られない

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 少し斜めだが、腹側から見ると、下の写真の如し。何とも冴えない馬面!!。左右の複眼の間やや下側と、複眼の上に小さな白っぽい略円形の構造が見える。始めは何かと訝ったが、バッタの単眼であった。


ショウリョウバッタ(雌)4


腹側から見たショウリョウバッタの雌

どうもこの手の顔は好きになれない

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 下の写真で分かるとおり、単眼は反対側の複眼の上にもチャンとあり、セミなどと同じく全部で3個。同じ単眼でもクモ類の単眼は結像するカメラ眼であり、その意味では人間の眼に近いが、昆虫の単眼は単なる光受容器で、結像することは無くただ明暗が分かるだけらしい。

 多くの昆虫では、単眼は頭頂付近にあり、背側を向いている。背側は一般に空の方向だから、昼夜の区別や、空からの天敵の接近を感知するのに役に立って居るのかも知れない。これに対し、このバッタの単眼はどちらかと言えば腹側にある。腹側からの明暗に関する情報と言うのは一体何だろうか。ショウリョウバッタやオンブバッタは、下の写真の様に、頭部をやや立てていることが多い。これは、或いは、単眼が下向きではなく前に向く様にする為なのかも知れない。


ショウリョウバッタ(雌)5


複眼間の腹側やや下と複眼の上に単眼が見える

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 複眼の上にある単眼を拡大してみた(下)。何か水滴が付いている様に見えるが、雨はずっと前に止んでいる。この水滴様のものは集光レンズの役目を果たしているのかも知れない。セミハチの単眼とは大部外観が異なる単眼である。


ショウリョウバッタ(雌)6


ショウリョウバッタの複眼とその上に位置する単眼

(写真クリックで拡大表示)

(2009/08/11)

 其処で、体の中央腹面にある単眼も等倍接写して良く観察してみようと思い、カメラを持ってもう一度ハギの木のあるところに行ってみた。しかし、もうバッタは何処にも見当たらなかった。やはり、バッタの方としてもハギの木では何となく落ち着きが悪かったのかも知れない。








最終更新日  2009.09.14 07:04:22
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