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カテゴリ:スキー
前回の記事でカービングについて書いたので
その流れでエッジングの話題にしてみる。 滑るときって エッジを立てる。 どこでもカービングしちゃる!って勢いで どんな斜面状況でも同じ様に エッジをギンギン立てて滑ってる人もいるだろう。 でも、私の場合は違う。 同じ様にエッジが立って見えてても 整地と深雪と荒れ地では まったく操作が違う。 下のイラストを見てみて。 あ、私の自己流の感覚だから しっかりした技術を知りたいって人は 見ない方が身のためかも。笑 3パターン、板やブーツの傾きなど 見た目にはどれも同じ。 だけど本人の意識はまったく違う。 整地では、足場をしっかり作りたいので エッジを雪面に深く食い込ませる。 力は、矢印の方向に加える。 エッジの角をグリグリと 真上から押し付けるイメージだ。 え?それは違うって? だからぁ、これは私個人のイメージだでば。 ま、実際はもっとターン外側へ向かって 力が加わってるのかもしれないけど 意識としては真上から押し付けてる。 乗っているのはエッジ1本で めいっぱい力を込めてる。 これが一番、板がたわむのだ。 あ、整地では どうやれば一番たわんで 一番跳ね返ってくるかだけを考えてる。笑 お次は、真ん中の深雪の図。 見た目は整地と同じでも これはまったくエッジングしていない。 矢印の方向、板の面全体に乗ってる感じ。 ほんと、ただ面に乗ってるだけ。 のってけ、のってけ、のってけサ~フィン♪ って感じ~。 力は加わってない。 体重は加わってるけど。 お腹の分、ちょっと重めの体重が…。 次は、粗踏みモコモコ ゴワゴワの荒れ地を滑るとき。 ボコボコに荒れてる雪の表面を滑ると 跳ね飛ばされてバランスを崩しやすい。 なので、板を立てて 雪の中に潜り込ませて滑る。 雪の中に入っちゃえば 表面のボコボコの影響を受けないから とっても滑りやすくなるのだ。 図を見ると きちんとエッジングしてるようだけど 実は全くしていない。 エッジで滑るというより 板の側面で滑ってるってイメージ。 もちろん側面では滑れないので あくまでイメージね。 板を潜らせて フォールラインに向けて滑るだけ。 砕氷船が氷を引き裂きながら 突き進むように。 ターンの意識も持たない。 真っ直ぐ滑ってれば ベントのたわみによって 勝手に曲がるし 勝手に跳ね返ってくる。 跳ね返ってきたら ゴワゴワ雪を飛び出し 空中でサクッと切り替えて 反対側のフォールラインへと潜らせる。 とにかく真っ直ぐ真っ直ぐ突き進めばいい。 と言うように 見た目は同じでも 本人にとってはまったく違う操作をしてるのだ。 以前、友人に 「ドジボさんはどんなとこでも同じ滑りするね」 と言われたことがある。 いえいえ、斜面状況によって 滑り方を変えてるよ~と答えたけど だからこそ見た目が同じようになるのかもしれない。 逆に言うと どこでも無理やり同じ様に滑ろうとすると 見た目バラバラになるのかもしれない。笑 知らんけど。 あんな雪こんな雪、いろんな雪を楽しんでる人も 整地一途、カービング一途の人も 深雪だけ滑っていたい人も クリックしてチョーダイませ。 にほんブログ村 スキーランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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