テーマ:思い出の味・懐かしの味(159)
カテゴリ:私のこと
はんらの実家は、石川県のとある温泉町。 6月3日~5日は「菖蒲湯祭り」というお祭りである。 町の真ん中にある共同浴場(総湯、という)まで、大勢の大人と子供で、菖蒲の葉をいっぱい詰めたみこしを担いで行く。 そして、菖蒲を温泉の湯の中に入れる。 祭りの期間、町民や観光客は、菖蒲湯を楽しむことができる。 はんらは遠くにお嫁に来て、帰省できるとしたら夏休みくらいなので、この菖蒲湯祭りにはもう10年以上、行っていない。 今でも、菖蒲のいい香りの温泉を思い出す。 そして、祭りにあわせて実家の母が、いつも「柿の葉寿司」を作ってくれたのも思い出す。 実家の母は、料理の上手な人で、母の作った「柿の葉寿司」も絶品だった。 柿の葉に、適度な酢飯、酢でしめたサバ、紅しょうが、桜えび、のり、昆布などを乗せて作る。 これは、柿の葉さえあれば作れるので、夏に帰省した時、時々母が作ってくれる。 作り方を受け継ぎたかったが、韓国では作っても食べる人がいなさそうなので、そのまま習ってもいない。 妹たちが受け継がないかなぁ・・・?^^; 今年のお祭りは、ちょうど土日にかかるので、きっと賑わうことだろう。 韓国では、こういう地元に根付いたお祭りがほとんど無いので、なんだか寂しい。 韓国のお祭りって、食べ物の屋台はやたらといっぱい出るが、いつでもどこでも食べられるものばかりだし、見ごたえのある「見もの」がほとんど無い。。。 「菖蒲湯祭り」では、地元の小学生が、鼓笛隊パレードなどをした。 その練習で、放課後残って、毎日毎日練習した。 それに、夜は「○○音頭」にあわせた盆踊りがあって、これも小学校で、祭りに向けて一生懸命練習したものだ。 普段は晩御飯までに帰宅しなければならない小中学生たちが、祭りの日は夜遅くまで踊っていた。 日本は全国どこでも、そのようなお祭りがあるんでしょうね・・・? (よく知らないんですが。。。^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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