カテゴリ:本
あ~、苦手な分野の本だったー。 なんかこういう、子供が可哀想なの、 最後まで救いようがないくらい可哀想なのって 非常に苦手ー。 最後に希望が見えたら、まだ良かったんだけどねぇ。 読み進めている間は、面白いことは面白かった。 ついつい真夜中まで読んじゃったし。 ほとんど一気読みだったかも。 でも、後味悪ーーー! 昔から、子供が可哀想なお話が苦手で、 フランダースの犬とか(死んでから絵が認められてどーすんじゃ) アルプスの少女ハイジとか(子供がホームシックに。涙。) みつばちハッチとか 母をたずねて三千里とか そういう類はぜーんぶアウト。 自分に子供が生まれてからはもっと、そういうのが苦手になったかも。 <以下、ネタバレあり> これって~? 結局、最初から最後までぜーんぶ、ミチオくんの妄想ってことよね? S君が生まれ変わったってのも、 ミカちゃんがいるってのも。 殺したお爺さんが虫になったのも妄想、 ラストシーンでしゃべってるお父さんもお母さんも妄想だよね? ずーっと一人でビンを持って、 ぶつぶつ独り言言ってたんだよね?? 悪気の無いいたずらで妹を死なせてしまって、 心が壊れちゃったミチオくんと 狂ってしまったお母さんのお話だったんだよね。。。 それぞれの心の拠り所がトカゲと人形だった。 悲惨すぎるお話だけど、どこのお宅にも起こり得ることかもと思うと ゾッとする。 「感想聞かせて欲しい」って頼まれてるので、 忘れないようにここに記録しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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