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カテゴリ:趣味の読書(英語、日本語)
図書館から借りた本なので,書いておかない忘れてしまいそうなので。 本当は忘れたくないガッツンと来る本です。著者の4人の対談を本にしたものですが、教育は個人の利益のためではない、ビジネスではない、競争ではない、処罰ではない、4人の方々の情熱ある言葉にうなずきながら読みました。 自分の子どもが学校に行っている時は目先の事だけに目がいってしまいますが、終わってみると自分の見方がどんなに我が子の事しか考えていなかったか、と反省する事ばかりです。 大きな視点で社会の一員としての子どもを育てるのが教育であること、だからおせっかいといわれても、子どもたちの人生のため、それが社会のため,日本のため、世界のためであるから、教育があるという事なのだと思います。 フィンランドの中学校の先生が、落ちこぼれの子どもたちをとことん面倒見る、と言った時,なぜそこまでするのか,と質問しましたが、それが、その子の幸せに繋がるとともに,社会のため、ひいてはフィンランドのためであるからと言った意味が最近になってじわじわと分かってきました。 こういう方々が日本の教育を真剣に考えてくれていると思うと,希望が持てます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.09 00:07:19
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