会津5野口英世記念館
福島2日目は雨。朝食、チェックアウト後に宿からほど近い「野口英世記念館」に朝イチで行ってみました。猪苗代湖畔の生家は以前から保存されており、併設の展示室が昨年リニューアルされました。1歳の時に大やけどした囲炉裏、故郷を発つとき思いを刻んだ床柱、母からの手紙など見どころはいっぱいです。子供の頃に読んだ伝記の筆頭。あまりに有名すぎるので、博士の業績は詳しく書きません。生家丸々保存は、やはり日本が世界に誇る研究者だったからでしょう。屋根の上に風雨よけの屋根があります。 この囲炉裏が、左手をやけどして不自由になった時のもの。ハンデを克服して、医学の道を志したきっかけになりました。この床柱には、「志を得ざれば 再び 此地を踏まず」と刻まれています。19歳で上京した時に、決意を刻んだもの。実際、米国で業績を上げ故郷に錦を飾った日まで帰京しませんでした。 母シカからの手紙。つたない字で「はやくきてくだされ」と何度も書き連ねていて胸を打ちます。展示室で資料やビデオで業績を見ます。そっくりのロボットがいて、質問に答えてくれました。「お札になりましたね?」と聞かれ、「1万円札のほうがよかったな(笑)」と身ぶり手ぶり付きで答えたりします。