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テーマ:原発について考える(377)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
前の日記を書いていたら、先月発表になった「暫定重点地域における福島県原子力災害広域避難計画の概要」を、思い出してしまいました。
一言で言うと、この計画、杓子定規というか、どう考えても変ですよね。特にいわき市の扱いが。計画によるといわき市から茨城県に288,100人も避難することになっているのですが、そもそもいわき市の全域を避難対象とするのがおかしいと感じます。少なくとも湯本から南側は福島第二原発から30キロ圏外だし、無理に避難対象にする必要はないのでは? どうして平以北の避難者を湯本以南で受け入れる形に持っていけなかったのか? 特に温泉地の湯本には宿泊施設が集中しているし、避難所として活用できないのか疑問に思います。 というか、そんな計画しか作り得ないようならば、思い切っていわき市の中核市を返上させて元の常磐五市その他諸々に戻すべきでしょうね。となれば、常磐市(湯本)、磐城市(小名浜)、勿来市あたりは全域が30キロ圏外になりますし(笑) あと、この計画で最も見落とされているのは「何が原因で原子力災害が発生するのか?」という点です。茨城県沖で発生した地震や津波が原因というパターンだって十分あり得る話だと思うのですが、それでも茨城県めがけて30万人近い人を避難させる気なのでしょうか? むしろ避難先として頭を下げるべきはやはり宿泊施設が集中する栃木県那須地域だと思うし、その経路としての東西路の整備は急務ではないかと考えます。具体的には、大雨による土砂崩れの影響で現在も通行止めが続く御斉所街道(主要地方道いわき石川線)や狭隘区間が残る国道289号線の早期整備が、求められるのではないでしょうか? それとも、福島県政にはこれらの道路を整備する気がないのかな… 自宅でかんたん揚げるだけ!福島県いわき市の魚、目光唐揚げ♪常磐産めひかりの唐揚げ(有頭メヒカリ300g)【東北復興_福島県】【復興支援】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.05 12:45:02
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