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京都市内のALS患者を安楽死させたとして、先日、医師二人が逮捕されました。そのうちの一人が仙台市在住でしかも妻が元代議士だったというのに驚かされましたが、この事件、難しい問題を孕んでいますね。
死にたいと願っている人の命を絶つ行為。私自身には、良いことなのか悪いことなのか、線引きができません。森鴎外の「高瀬舟」の時代(以前)から存在する重いテーマですが、この手の議論はオオトリテエに委ねたいです。 ネット上では安楽死を肯定する意見が意外に多いような気がするのですが、個人的にはちょっと怖い風潮のように感じます。そんな風潮がはびこったら「もっと生きたいと願っている難病患者」の気持ちが折れるような局面が所々で出てくるのかなぁ…と。また、一歩進んで「死にたいと願っている難病患者以外の人」の自死が下手すると肯定的に捉えられるんじゃないかなぁ…と、いろいろ考えちゃいますね。 【中古】 安楽死と尊厳死 医療の中の生と死 講談社現代新書1141/保阪正康【著】 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.25 11:35:49
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