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テーマ:大学生日記(243)
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上の子の大学の1年生の授業、対面で行われる可能性があるのは、どうも基礎ゼミだけのようです。大学側ではメディア授業と対面授業のハイブリッド型と言ってはいるものの、まだ1年生だと大人数で受講する一般教養科目が履修の大多数を占めるため、15~20人程度の少人数で行われる基礎ゼミだけが、対面授業の対象となっているようです。
ところが、その基礎ゼミにおいても、シラバスで確認する限りは、メディア授業になるケースもあるようです。その理由もシラバスには書いているのですが、 「対面授業に対し大学当局が課している制約が厳しすぎるため、ゼミの形式を維持することが不可能と判断した」 「担当教官に持病があり感染しやすいという問題があるので、対面授業はできる限り少なくする」 といった文章も見られました。あと、一応対面授業の計画を立ててはいるものの、 「感染拡大が悪化するようであれば全面的なオンライン双方向型授業に移行する可能性もある」 「対面による基礎ゼミを予定しているが、基本的にはWebで完結できるように配慮する」 と、メディア授業への全面移行にも対処できるような体制を整えている旨の文章も散見されます。 また、学生自身が対面授業とメディア授業のどちらを希望しているのか読み切れない教官もおり、 「1回目の授業はメディア授業形態で実施するが、その際アンケートを実施し、そこで履修者の詳しい状況を把握した上で,各授業回の実施形態等を提示する」 「本基礎ゼミでは対面授業とメディア授業を併用するが、受講生の情報リテラシーを勘案して変更する可能性が高い」 「初回授業は対面授業で実施する予定。2回目以降については、メディア講義を中心に行い、希望によっては対面授業を何度か実施する」 と、学生の希望やスキルによってどちらの授業方式にするか決めるという文章もありました。上の子は対面授業を望んでいるのですが、どうも、すべての学生が同じ考えという訳ではないようですね。このコロナ禍で住むアパートも決めていない学生だっているだろうし、その場合、むしろ今年度はすべてメディア授業で…と割り切るかもしれません。また、遠方に自宅がある学生も、「ゼミだけのために登校するのも…」と考える人が少なくないような気がします。 いずれにせよ、授業のやり方、進め方に対する教官の方々の苦悩が、シラバスに滲み出ているように感じました。確かに、こんな事態、誰も経験してなかったしなぁ… 【中古】【東京図書「心理学を学びたい人のための大学・大学院の歩き方」 中央ゼミナール編】中古:ほぼ新品 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.09.28 09:14:22
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