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テーマ:都市計画・まちづくり(105)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
福島市と浪江町、二つの自治体における駅前再開発関係のニュースを、ネットで交互に見ていました。
どちらの再開発も、不満の声が大きいですね。しかも理由が正反対で、福島市は「ショボい」、浪江町は「税金の無駄遣い」という意見が多くを占めていました。 福島市の場合は、野村不動産と共同で大風呂敷を広げず市場規模に見合った再開発プランを練り上げたということなんでしょうが、それがプライド高い(?)福島市民に不評をもたらしたようにも見受けられます。福島市でも計画当初は高層ビルの建設をほのめかしていただけに不評ももっともな部分はあるのですが、市民の間に「できるものをフル活用して街を盛り上げよう」という発想が殆ど見られないのは非常にまずいのではないかとも感じます。 浪江町の場合は、開発に建築家の隈研吾氏が関わった点が、建築ではなくモニュメント的というか、地元の人たちが使いづらいデザインになるのではないかという懸念を抱かせているようです。また、有名建築家を招いたことによる開発費の高騰への不安も散見されます。 これ、福島市と浪江町で開発の旗振り役を入れ替えたらどうだっただろう?と思わなくもありません。福島市が隈氏で浪江町が野村不動産の方が、ひょっとしたら丸く収まる開発になっていたんじゃないかと… 【中古】 まちづくりびと 再開発合意ものがたり /石原當市,大谷昌夫,加瀬敏二,木戸恒男,栗原進,田玉利久,原義胤【共著】 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.15 17:50:37
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