ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

橘、福島東と両校の国公立大合格者数の地元率をみてきましたが、せっかくだから(おい)福島高校の地元率についても紹介します。時期は2014～2023年の10年間で、現浪合算の人数です。

2014年　合格者数211人　うち地元大45人(福島大21人　福島県立医大24人)　地元率21.3％
2015年　合格者数191人　うち地元大39人(福島大24人　福島県立医大15人)　地元率20.4％
2016年　合格者数222人　うち地元大46人(福島大29人　福島県立医大17人)　地元率20.7％
2017年　合格者数218人　うち地元大56人(福島大36人　福島県立医大20人)　地元率25.7％
2018年　合格者数199人　うち地元大43人(福島大25人　福島県立医大18人)　地元率21.6％
2019年　合格者数225人　うち地元大48人(福島大36人　福島県立医大12人)　地元率21.3％
2020年　合格者数219人　うち地元大51人(福島大37人　福島県立医大14人)　地元率23.3％
2021年　合格者数239人　うち地元大64人(福島大42人　福島県立医大22人)　地元率26.8％
2022年　合格者数183人　うち地元大38人(福島大17人　福島県立医大21人)　地元率20.8％
2023年　合格者数213人　うち地元大59人(福島大35人　福島県立医大24人)　地元率27.7％

福島高校では​福島県立医大の学部別合格者数を公表していないので保健科学部設立の影響が見えにくいのですが、2021年以降福島県立医大の合格者数が安定して20人台をマークしているところを見ると、影響は多少あったと考えて良さそうです。
ただ、それ以上に気になったのが、10年前に比べて明らかに福島大の合格者数が増えていることで、端境期となるのは2019年、ちょうど首都圏の私立大が定員厳格化を始めた時期にあたります。首都圏私立大を志望していた学生が福島大にシフトした可能性が示唆されますが、だからと言って国公立大合格者数に占める地元率が大きく上昇している訳ではなく、福島大も含めて国公立大志向が高まってきた印象があります。


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