阿武隈急行 駅別乗降客数の年度比較
を、行ってみました。比較対象とした年度は、2010年度と2021年度。両年度とも年度末の3月に大地震が発生して営業休止を余儀なくされてはいますが、一応比較対象にはなり得るかと思います。たった11年間でどれだけ乗降客数が変動したのか? 結果は、以下の通りです。福島駅 4,133人 ⇒ 2,620人 1,513人(36.6%)減卸町駅 582人 ⇒ 483人 99人(15.3%)減福島学院前駅 673人 ⇒ 471人 202人(30.0%)減瀬上駅 299人 ⇒ 220人 79人(26.4%)減向瀬上駅 60人 ⇒ 39人 21人(35.0%)減高子駅 132人 ⇒ 92人 40人(30.3%)減上保原駅 533人 ⇒ 320人 213人(40.0%)減保原駅 1,010人 ⇒ 754人 256人(25.3%)減大泉駅 537人 ⇒ 337人 200人(37.2%)減二井田駅 75人 ⇒ 50人 25人(33.3%)減新田駅 338人 ⇒ 161人 177人(52.4%)減梁川駅 492人 ⇒ 349人 143人(29.1%)減やながわ希望の森公園前駅 485人 ⇒ 187人 298人(61.4%)減富野駅 78人 ⇒ 16人 62人(79.5%)減兜駅 8人 ⇒ 1人 7人(87.5%)減あぶくま駅 17人 ⇒ 4人 13人(76.5%)減丸森駅 560人 ⇒ 348人 212人37.9%)減北丸森駅 26人 ⇒ 13人 13人(50.0%)減南角田駅 67人 ⇒ 28人 39人(58.2%)減角田駅 1,495人 ⇒ 1,078人 417人(27.9%)減横倉駅 23人 ⇒ 11人 12人(52.2%)減岡駅 120人 ⇒ 101人 19人(15.8%)減東船岡駅 176人 ⇒ 188人 12人(6.8%)増槻木駅 1,041人 ⇒ 718人 323人(31.0%)減なお、沿線各地区ごとにもまとめてみました。福島市中心部(1駅) 4,133人 ⇒ 2,620人 1,513人(36.6%)減福島市北信地区(4駅) 1,614人 ⇒ 1,213人 401人(24.8%)減 伊達市保原地区(5駅) 2,287人 ⇒ 1,553人 734人(32.1%)減伊達市梁川地区(5駅) 1,401人 ⇒ 714人 687人(49.0%)減丸森町(3駅) 603人 ⇒ 365人 238人(39.5%)減角田市(4駅) 1,705人 ⇒ 1,218人 487人(28.6%)減柴田町(2駅) 1,217人 ⇒ 906人 311人(25.6%)減こうしてみると、伊達市梁川地区や丸森町といった県境地域の減少ぶりが際立っていますね。特に梁川地区の減少ぶりが酷いです。鉄道開通と相前後して新田や梁川の駅前で宅地開発が行われたしなんなら梁川駅前には当時の町役場も移転してきたのですが、これらの住宅地でいわゆる「限界ニュータウン化」が起こっているのかもしれません。また、2021年度の時点ではまだ存続していましたが、梁川高校の閉校(2023年)も微妙に影響している可能性がありますね。その一方で、2023年度の運行継続支援事業補助金の支払いを保留している柴田町は、町内唯一の中間駅である東船岡駅の乗降客数が全線で唯一増加と、意外に頑張っていますね。どうせだったら、柴田町が出し渋っている補助金は、伊達市で肩代わりしてあげたらどうでしょう(こらこら)【ふるさと納税】阿武隈急行30周年入場券セット(24駅分)無人駅 私鉄 ローカル線 送料無料