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テーマ:★学校あれこれ★(267)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
福島市南部に位置する松川地区の小中学校が来春に統合して「松陵義務教育学校」として生まれ変わるとのことですね。この地区は数字上の人口の減少幅はさほどでもないのですが、実は地区内に福島大や福島県立医大といった大学が所在し人口に占める学生の割合が高いことによるカラクリで、実態としては少子化が結構進んでいるという特徴を有します。福島市内の他の郊外地域と比べてもその少なさは明らかで、昨年5月1日現在の推計人口を基準に松川地区同様1960年代以降に福島市に加わった飯坂、信夫、吾妻、飯野の4地区と比較してみると、 松川地区 人口14,665人 小学生数557人(人口比3.8%) 中学生数292人(人口比2.0%) 飯坂地区 人口19,730人 小学生数842人(人口比4.3%) 中学生数442人(人口比2.2%) 信夫地区 人口23,851人 小学生数1,070人(人口比4.5%) 中学生数555人(人口比2.3%) 吾妻地区 人口23,687人 小学生数1,107人(人口比4.7%) 中学生数578人(人口比2.4%) 飯野地区 人口4,896人 小学生数186人(人口比3.8%) 中学生数94人(人口比1.9%) 松川地区では既に小学校の統合が完了している飯野地区と同程度の少子化が進んでおり、対策が急務だったことが見て取れます。 この義務教育学校方式、福島市では初めての試みとなりますが、他の地区でも導入されていくのかなぁ? ちょっと気になるところではありますね。 小中一貫[事例編]/国立教育政策研究所編著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.16 17:32:46
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