バクー旧市街より↓
4月になりました。今週からサマータイムが始まり、日の沈むのが遅くなりました~
アゼルバイジャンも日々春らしくなっているような気がします。
でも今日バクーから200kmほど北の地方都市に日帰り出張に行くと、
昨日雪が降ったって言ってた~!! 時代遅れだよ~まだ雪かよ!
でも昼夜の温度差があるせいなのかなんなのか、牧草の緑がビビッドで綺麗でした。
酪農クラスターができそうな地でもったいないです。
バクーから北上すればするほど、北海道に空気も風景も似てくるので、
つかの間の十勝プレート、ドライブ気分を楽しむことができます。
バクー旧市街より↓
さて、今日はいくつかアゼルバイジャンの諺をご紹介いたしましょう。
トルコ語の諺とルーツを同じにするものも多々発見。
日本語で同じ意味の諺があったりしたり、なかなか面白いですよ。
アジアっぽい思考のルーツもあったりして?
☆知性は年齢ではなく頭に宿る。
☆実るほど頭を垂れる稲穂かな。
☆賢い敵は馬鹿な友達よりも良いものだ。
☆聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥。
☆1本の麦を植えることなしに、1000の麦は収穫できない。
☆一滴一滴が湖となり、流れ流れ洪水になる(ちりも積もれば山となる)
☆礼儀は市場では売っていない。(教養はお金では買えない)
☆まず考えてから物を言え。
☆禁忌の物質によっては豊かになれない。(悪銭身に付かず・・みたいな。)
☆ある人の終わりは、ある人にとっての始まり。
☆ 犬のお腹を空かせてはいけない。
(うるさい奴にはある程度の欲求を満たしてやったほうが安全だってことかな、旧ソ連っぽい)
☆俺の顔色を見ろ。そして機嫌を伺い知れ! (空気を読みな・・ってことかな。でも偉そうに。。)
☆早起きと早婚に損はない。(早起きは三文の徳。しかし、イタイ諺だね・・。)
諺って面白いですねえ。
なんか考え方や文化のルーツを看取することができるのです。
で、私もまだまだなアゼル語で何か諺を作ってみたくなりましたねえ。
文法が間違っているかもしれないけど、とりあえず一句↓
hemise yuxari baxip piyada gedenler, bir gun ayagi dasa ilisib yere yixilir
上ばっかり見て歩くやつは、いつか足をすくわれるんだぜ!
まあ、多義的に・・・・。
今の私が意味することは分かる人には分かるさ
アゼルバイジャン人の友達にこんな諺通じる?って言ったら笑ってたけどいいじゃんって言ってくれた。
訳分からない外国語で訳分からない諺作るのが好きです。
いや、人に作らせるのが好きです。
日本語教師してた時は中級以上の生徒には日本語の諺を作らせて楽しんでました。
結構歴史に残る名句みたいなのを作った生徒とかいたなあ。すごく哲学的なのとかね。
まあ、ほとんどがくだらなくて授業中皆でゲラゲラ笑ってたんだけど。
また面白い諺みつけたらアップしますね。
では夜も更けてきたので・・スパコイナイノーチ