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カテゴリ:鉄道
前々から予告したとおり、先週末に鹿児島と熊本へ行ってきました。そのなかから今回は、九州新幹線鹿児島ルートと新八代連絡線の乗りつぶしについてリポートします。
飛行機に落雷箇所が見つかって代わりの飛行機を用意するのに時間がかかり、羽田を飛び立ち鹿児島空港に着いたのは予定より2時間近く遅れて13時15分過ぎ。荷物を受けとり連絡バスに乗って鹿児島中央駅に着いたのは14時20分になっていました。 遅れがなければ鹿児島市電も乗りつぶせたのですが…やってきた電車をうらめしく撮影してJRの駅構内へ入ります。 新幹線ホームは在来線ホームと直角に交わるようにして設けられています。 僕が乗るのは15時13分発の「つばめ52号」。土曜日の午後のためか、自由席は閑散としています。 内装は「和」のテイストにあふれています。客室は明るい配色で、電球色の照明が安らぎを与えます。このデザインセンス、他の新幹線では絶対にありえません。 座席の骨組は木目調です。もちろん、リクライニングもいたします。 鹿児島中央を発車すると、集合住宅が並ぶ鹿児島市街地を少し眺め、程なくトンネルに入ります。 最初のトンネルを抜けるとたちまちのんびりした風景に変わります。が、それも束の間次のトンネルへ。次から次へとトンネルが続きます。まるで上越新幹線や北陸新幹線に乗っているかのような感じです。「暫定車両基地」がある川内を過ぎても、トンネルばかりが続きます。 気が付いたら列車は鹿児島県から熊本県に入っていました。16時00分に新八代に到着、「フル規格新幹線」はここまでで、熊本や博多へは3分の待ちで反対側に停車している連絡特急「リレーつばめ」52号に乗り継ぎます。 16時03分に発車。ここから在来線の線路に合流するため、大きなカーブの「新八代連絡線」を通ります。 この連絡線は、来年度に鹿児島ルートが全線開通すると「保守用車両」の行き来にしか使われなくなる可能性があります。 「どうせ鹿児島ルートに乗るなら全線開業のときでもよい」と思いましたが、「連絡線がなくなる」ことも考え全線開業を待たずに「先行開業」の部分から乗ってしまおうと思ったのです。 在来線に合流する途上で、肥薩おれんじ鉄道の車両を見ることができました。 ここからは在来線を快調に飛ばします。松橋(まつばせ)付近で延長部分の高架と合流。8割5分かた完成していました。三角線が合流する宇土を通過すると、新幹線と並走します。宇土と川尻の間に作られる新幹線車両基地も、だいぶ出来上がっています。 川尻を通過して在来線の車両基地を眺め、白川の鉄橋を渡ると、熊本駅です。16時28分に着きました。なんだか呆気なかった… 熊本駅の新幹線ホームも完成間近ですが、在来線とをつなぐ通路はまだできておりません。全線開業までに、在来線部分はどのように変化するのでしょうか? このあとは、未乗部分のある熊本市電に乗ります。それについてはまた後日… 九州新幹線のグッズは楽天市場へ↓ カトー 10-491 九州新幹線800系「つばめ」 6両セット税込み12,094円 九州初の新幹線つばめの全貌が収められたDVD九州新幹線800系つばめ 【DVD】税込み3,990円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/11/18 08:58:52 PM
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