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カテゴリ:鉄道
名古屋では、JR東海の311系を撮影・乗車してきました。311系は、平成元年に東海道本線名古屋地区(豊橋~名古屋~米原)の快速系列車の拡充・増発を目的に新造、大垣電車区に配置されました。前年に登場した通勤車・211系5000台をベースにしています。 これまで名古屋地区の快速は2扉の117系を使用してきましたが、311系では3扉とし、通勤輸送にも耐えうる設計としました。内装も、木目調・クリーム色の壁と茶色い座席から、白系統の壁とライトグレーの座席へと、一新しています。また、連結面部分に、字幕式の停車駅案内装置と公衆電話を設置しました。 311系は早速、これに合わせる形で新設された「新快速」に投入、豊橋・蒲郡~岐阜間で競合する名鉄特急を凌駕する存在となりました。 それから10年後、JR東海の通勤車両の新たな標準となる313系が登場し、311系は各停運用に順次まわることとなりました。(ただし、一部は快速系運用に入ることもあります)そのさい、以下のような変更・更新・改修が行われています。 ★集電装置の変更(パンタグラフからシングルアームへ) ★冷房装置の取り換え ★公衆電話を撤去 ★ドアチャイム新設 時代が平成から令和へ変わり、JR東海は時代の変化に対応した次世代通勤車両である315系を開発し、神領電車区に配置され昨年から中央本線名古屋~中津川間で運行をはじめました。同区間は基本的に315系で統一する予定で、余剰となる313系が神領から大垣へ段階的に移り、新造から30年以上が経過した311系を置き換えることとなりました。すでに一部は廃車が始まり、浜松工場で解体されています。 *通常納期目安:2週間前後(お取り寄せ商品) グリーンマックス GREENMAX JR311系(2次車)4両編成セット(動力付き) 31619 *仕入れ先及びメーカーが欠品している場合は納期までにお時間がかかる場合がございます。 19030円/楽天市場 今回、2回乗りましたが、走行音が大きくなり、車内も薄汚れを感じました。313系を重用し、311系はゾンザイに扱われている感じがします。 いずれにしても、退役は時間の問題になってきました。いまのうちからの記録を、おすすめいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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311系はまだ新しいようなイメージですが、
1989-1991年の製造でもう30年以上。 その30年前(1959-1961年前後)に東海道本線の名古屋地区向けに製造されていたのは153系や111系で、153系は国鉄時代に全廃、111系も電動車は1991年には四国に残るだけでした。 それを考えると車両寿命で廃車時期に来ていることも納得できます。 (2023/04/22 09:50:21 AM)
153系のうち、グリーン車のサロ153形からサロ110形に改造された車両に限れば、JR化後の1992年まで一部車両は残存していました。
(2023/04/22 01:36:25 PM)
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